2012年7月26日

「舟形町・里地里山の再生☆体験ツアー」報告


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7/21-22の1泊2日で、「舟形町・里地里山の再生☆体験ツアー」を開催しました!
初回なのでモニターツアーということにして、率直な意見や感想を聞くためにも友人・知人に限定しての募集。

集まった参加者は東京、千葉などから7人。
共奏キッチンの主催者や富山の南砺市地域おこし協力隊の友人、地域づくり講座を受講した時の同期など・・、多彩なメンバー!

新庄駅に集合して、宿泊先の古民家「ブナの実塾」へ。

まずは舟形町を知ってもらおうと、町の説明や農山村の抱える問題などについてのお話し。

続いての自己紹介タイムでは、それだけでもうおもしろいツアーになりそうな予感☆

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さて、さっそく行動開始です。
まずは畑で、晩ご飯用の野菜を収穫!

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きゅうり、なす、アスパラ、いんげん、絹さや、ブロッコリーなど。
野菜の収穫がはじめて!という人も。

笑いあり、驚きあり、喜びありの畑の時間。

お腹ぺっこぺこ隊となった一同は、居酒屋「き乃川」でお昼ごはん。

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「縄文ランチ」なんて通常はないメニューですが、ムリなオーダーを引き受けてくださったマスターに感謝!
マスターのまさきさんは、地元の若者の団体TMプロジェクトfの代表で、8/4に開催される縄文炎祭りの実行委員長です。
お料理がとてもおいしくて、ちょっと変わった創作料理なども楽しめる一押しのお店。

お腹がいっぱいになった後は、今年国宝に指定された土偶「縄文の女神」にちなんだ場所巡り。
名づけて「縄文散歩」♪

案内人は佐藤先生。
ご近所に住んでいる元校長先生で、とっても知識が豊富なのです!

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まずは、女神の発掘現場近くの「西ノ前遺跡」へ。
西堀町内会のみなさん(私もその一員)が花植えをして、きれいに保っています。

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西堀公民館前のモニュメント。
実際に発掘された土偶は45cmですが、モニュメントは縄文人の平均身長と同じ148cmにつくられました。台座は小国川から採掘されたものです。
と、ひととおり説明のあとに記念写真をパチリ。

公民館から少し坂を上り、8/4に開催する「縄文炎祭り」の会場、女神の丘に到着。
先ほどのき乃川のマスター、まさきさんが来てくださって、整備中の会場について説明してくださいました。
祭りまで間に合わせるべく、炎天下のなか、有志が集まって会場整備をおこなっています。
町を元気にしたい、と炎祭りにかける思いは夏の日差しより熱い!

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猿羽根山(さばねやま)までは車で移動して、歴史民族資料館を見学。
「縄文の女神」のレプリカが常設されており、他にも古文書や民具・民俗資料などが展示されています。

レプリカといっても、本物と寸分違わぬつくりになっていて、見分けるのが難しいほど。
4500年前の造形美ですw

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資料館脇に移築保存されている古民家は、昔の道具などが展示されていて、当時の暮らしが偲ばれます。

CIMG7517.JPGそして昔のおもちゃにハマるスタッフ・・(笑)


さて猿羽根山といえば、日本三大地蔵といわれる猿羽根山地蔵尊。
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和尚さんに、猿羽根山の歴史や地蔵尊についてお話ししていただきました。

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だるまみくじが大好評!盛り上がっております(笑)
ちなみに、私は「吉」でした☆

猿羽根山の中腹にある「ギャラリー悠里」に立ち寄り、ちょっと休憩。。
手打ちそば、カフェ利用もできるのですが、素敵な陶芸や雑貨があり、お店からの眺めもよいお気に入りスポットです。

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歩き回って疲れたところで、舟形町自慢の「若あゆ温泉」!
とろっとした美肌の湯♪で疲れを流したあとは、「ブナの実塾」に戻り、懇親会の準備です。

お料理を担当してくださったのは、「ブナの実21」の会員で、いつもおいしい食事をつくってくださる地元のお母さん。

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今回お料理はお任せだったけれど、郷土料理の「ダシ」づくりには女性陣が参加。
なす、きゅうり、オクラ、なんば(唐辛子)など・・、細かく刻んで、塩でもんで、いただく時に醤油などで味を調整します。

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特別ゲスト、おくの細道大学の学長である梅津先生から「食と文化」についてのお話し。
そして他にもゲストの方々に来ていただきました。
同じ協力隊の小林隊員、縄文炎祭り実行委員であり兼業農家の野尻さん、そしてき乃川のマスターも来てくださって、にぎやかな懇親会に♪


翌朝は5時半起きで、眠い目をこすりながら畑へ。

大根、人参、とうもろこしの種まきと、キャベツの苗植え作業です。

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まずはマルチ張りから。
マルチには保温、保湿と雑草の繁殖を抑える効果があります。

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はじめて農作業をするという人も。
みんな一生懸命です。

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サービスショット(笑)
緑のふるさと協力隊の井村君と後ろの古民家が「ブナの実塾」。

朝ごはんをすませた後は、手倉森湿原へ出発!

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昔田んぼだった場所が放置され、自然に湿地になった手倉森湿原。
木道の整備など、「ブナの実21」と地元の人たちとで保全しており、今では生物多様性の宝庫。
絶滅危惧種の動植物たちの貴重な住処です。

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草むらのなかに、ルリイトトンボを発見!(↑見えるかな?青くて糸のような細いトンボです)
ツアー下見に来たときは、前長約3cmのハッチョウトンボなども見れたのですが、たくさんの来客に照れて隠れてしまったのかもw

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湿原を抜けると、気持ちのいい林が。
「キャンプしたい!」、「ここで一日過ごすのもいいね♪」という意見が出るほど、素敵な場所でした。

のんびり一日いたいところですが、後ろ髪をひかれつつ、移動して郷土料理づくり体験の会場へ☆
観光情報館主催の地元の方向けのカルチャースクールと合同での開催でした。

地元の参加者7人、ツアー参加者7人。
そして講師陣は「みどりの会」という地元のお母さん達です。

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地元の人も参加者として来ていて、同じ目線で参加できたことがよかったと好評でした。
みんなでつくったお料理もおいしくて、食べながら交流の輪も広がります♪

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さて、さみしいけれどツアーもそろそろ終盤。
いかがでしたか?と聞きたいけれど、お決まりのアンケートじゃ物足りない。
というわけで、感想や意見をみんなで共有できるようワークショップ的な場を用意しました。

問いは3つです。
「今回のツアー、こうすればもっとおもしろくなる!」
「印象に残ったこと」
「東京の生活を振り返って、都市と地方、気づいた違い」

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それぞれポストイットに書いていただいてから、それについて話す共有の時間を設けました。
ツアーの中の貴重な一時間を部屋に篭っていいのかな?と悩んだけれど、やってよかった!
話しをするみなさんの表情が活き活きとしていたし、いろんな意見やアイデアをいただきました。

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最後に、おみやげスポットとして「JA産直まんさく」に立ち寄って、新庄駅で解散しました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!
そしてスタッフをはじめ、ご協力いただいたみなさまにも本当に感謝です。
至らない点も多々ありましたが、今回の経験とみなさんの意見を活かして、次回はもっと楽しいツアーを企画します!

この企画は舟形に来て4ヶ月の私と、私の1ヵ月後に移住してきた友人の神山さん(観光情報館勤務)とがメインで企画し、舟形町役場の産業振興課の人たちを巻き込んで何度もミーティングを設けながら開催しました。
町内のたくさんの方にも、ご協力いただきました。

終わってみて、自分が本当にいろいろな人に支えられ、恵まれた環境にいることを実感しています。
そんな舟形の魅力をこれからもPRしていきますね!