2013年11月16日

2年目の冬

今年の初雪は、例年よりも早い11月11日。
降り続いて、翌日になると町が一変して雪景色に。

131111_初雪.jpg 131112_初雪が一晩で・・.jpg

11月の雪は、長くは続かない。
日が出たり、雨が降ったりして溶けていく。
それでも、季節は確実に冬に向かっている。

昨年は、まだよゆうがあった。
比較的ラクだと言われる、アパートタイプの町営住宅に住んでいたからなのだけど。
まだ知らない豪雪地帯の冬を、むしろ怖いもの見たさで楽しみな気持ちすらあった。

車庫前から道に出るまでのほんの数メートルの雪かきですんでいたし、それでも除雪が追いつかない時は、見かねた近所の人が手伝ってくださった。
それに何より、移住してきた友人かなえ氏と同居していたので、一緒に雪かきをするか、どちらかが雪かきをすると片方が食事の準備など役割分担できていた。(今年からかなえ氏も協力隊になったので、それぞれに居をかまえている。)

今年は平屋の一軒家で、一人で迎える冬。
6月に引っ越してきて以来、ことあるごとに、地元の人たちからあの家は冬場大変だよといわれている。去年の豪雪を知っている分、ますます不安は募る。

垂れ下がった屋根の雪と地面に積もった雪がくっついてしまうと、重みで屋根がつぶれるという。
そうなる前に、雪切りといって軒から垂れ下がった雪をスコップで切る作業が必要だそうだ。
地面の雪が屋根に届かないように、軒下の雪堀りもしなければいけない。

雪囲い(家の周囲に積もった雪で窓が割れないようトタンなどで家を覆う)は自分でやっている家が多いけれど、私の家は素人じゃできないらしい。
屋根の低い、小さな平屋だからなのか。
簡単な雪囲いでは壊れるため骨組みを立てて、しっかりとした雪囲いをしなければならないということで、大工さんを頼むことに。
とはいえ大工さんもこの時期は忙しくて、次の雪まで間に合うかどうか。

などなど、初めてのことだらけの二年目の冬。
昨年の豪雪を経験している分なおさら、一年目の冬よりも、不安がてんこ盛り。

北海道出身だから、雪は慣れているでしょう、と思われがちだけど。
地元の函館は、もちろん雪が降るけれど、それほど積もらない。
こちらに来て、はじめて雪かきを経験したくらい。

町の人はことあるごとに、雪さえ降らなければいいところなのだけど、と口を揃えて言う。
そうはいっても豪雪地帯であることは変えられないし(温暖化とはいえ、ここ3年間大雪が続いているという)、雪の恩恵だってあるはずだ。

雪の下で、春の山菜が育まれている。
真っ白な景色に光が差し込むときは、息をのむほど美しいと思う。

子どもの頃、函館に引っ越す中学一年生まで埼玉で育った私は、雪が大好きだった。
高校生の頃、市電を待っている間、空から降りてきた雪の結晶を紺色のコートに乗せて観察するのが好きだった。

雪をポジティブにとらえたいと思う、けれど、冬を目の前にして弱気になってしまう今日この頃。
今年の冬を乗りきることができるのだろうか?
なんだか、試される冬、っていう感じだなぁ。。

ガンバレ私!