奥出雲出張報告 その2
前日は無事に多根自然博物館に宿泊する事ができました。(電話をしたらちゃんといらっしゃいました。)
翌朝、吹雪の中を森田醤油の代表 森田さんが朝から迎えにきてくださりました。
森田醤油さんに到着して、まずは現在販売中のいろんな商品のテイスティングをさせていただきました。森田醤油さんは出雲三成で創業100年を超える老舗醤油屋です。
この奥出雲はジブリの映画「もののけ姫」の舞台のモデルにもなり、たたら場の製鉄は物語の中では女衆が世を徹して板を踏むシーンで覚えている方も多いのではないでしょうか。
その昔、この土地は日本有数の鉄の産地だったそうで、それ故に汗をかき失われる塩分やミネラルの補給のために、醤油が重宝されており、お醤油作りも盛んだったということです。
この土地は確かに、気候や風土がお醤油のもととなる麹を育てるのに適しており、また豊富できれいな水、そして大豆や小麦粉などを育てる畑もあったのでしょう。
(奥出雲は仁多とも呼ばれ、関西地方では有名なお米、仁多米の産地でもあります。)
お醤油とひとことで言っても、実は作り方によって全然違うんですね。こいくち、うす口、二段仕込み、生など種類が違うことで色も風味も違うことを恥ずかしながら初めて理解しました。そして国内産の大豆や小麦を原料に麹から手作りでつくる森田醤油さんのお醤油はどれも特徴があって、美味しいのです。
こちらも森田醤油さんの人気商品のひとつ、ポン酢。なんと、ベースとなるお醤油はもちろん昆布や鰹節も工房で職人さんがしっかりと出汁をとっているそうです。(実際にこのあと拝見しましたが、本当に凄い光景でした。)
原材料表記をみるとコンブエキスではなくて、昆布と明記してあります。
こちらも人気商品のポン酢。森田醤油さんはポン酢だけで何種類もあるんです。それぞれ特徴があって、米酢を使っていたり、米発酵調味料(味の母)を使っていたりと、信頼できる材料を使った商品を販売されています。
もともと先代から引き継ぐころから、自分の子供にためらいなく食べさせることができる安全なものを作りたいと考えるようになり、当時はまだにがりの入ったお塩自体がほとんど流通して居なかった時代に、自然塩で醤油作りをはじめたり、原材料にこだわったポン酢作りをはじめられたそうです。
森田醤油さんの商品はKINOKUNIYAなどの高級スーパーをはじめ伊勢丹さん、三越さんなどのデパ地下、そして生協やらでぃっしゅぼーやなどの宅配系でも販売されているので、ご存知の方も多いと思います。
ん?そしてなんですかこの商品は???
農薬不使用栽培の地元さんの柚子を工房でしぼって作ったポン酢だそうで、まだ試作品とのこと。「これツリープで売らせてください!」ともちろんお願いしてきました。
お昼前に、少し離れたところにある倉庫を見せてもらい、そのままお昼ご飯へ。
美味しいおそばやさんに連れてきていただきました。
もちろん出雲そば。今日は舞茸そばにしました。手打ちそばでおいしゅうございました。やっぱりそばつゆと麺つゆが合わさっていて、最初から少し濁った感じでした。
職人さんが帰られるまでお醤油作りのいろんな工程を見せていただき、晩ご飯もご馳走になって、宿まで送っていただきました。天気予報ではよく日にかけて大荒れとのこと。宿の前の道路の温度計ではご覧のとおり-5℃でした。。
w.
ヨシハラです
コメントする