津南の大島さんを訪ねて
お盆の帰省に合わせて、今年の春からお取り引きをさせていただいている、新潟県でも一番雪深い地域、津南町の大島さんを訪ねてきました。
そう、大島さんの越冬にんじんは、みずみずしくて大好評でした。アロハスフーズラボでは、期間限定のにんじんケーキも作って、そごう横浜店の催事でも売れました♪
これ↓は、雪の下に眠るにんじんを掘り起こす時に使う除雪機!自家用です!!
そして、今夏。
新たに販売開始したのが、この魚沼茶豆です。
農薬不使用、無化学肥料栽培です。雑草は手でつむそうで、大変な労力です。
この豆が茶豆です。毛深いのがわかりますか?
お盆の週末のお忙しい中、生産者の大島さんにお時間を作っていただきお会いしてきました。
気がつくと、あっという間に2時間が経っていました。
シャイな大島さん、残念ながらポートレイトは撮影できませんでしたが、いろんなお話をお伺いできてとっても有意義な時間となりました。
「ここらへんは、半年しか農業が出来ないろー。
だから半年が勝負なんだー。」
新潟出身の自分は当たり前だと思っていたのですが、大島さんの話を聞いて、確かにその通り!です。
この辺りは新潟の中でも豪雪地帯として有名なエリアで、
周りには有名なスキー場が点在しています。
ということは、雪が積もっている間は、確かに農業はできないんですね。
つまり、(専業)農家の方は、雪の積もっていない期間で、生計をたてなければいけないんですね。
山を越えて、群馬県側にゆけば、雪はほとんど降らず通年農業ができるけど、日本海側は(減ったと言えども)雪が降って、積もるということは、農業の基本である「土」は、雪の下になってしまうんです。
若いころは農協の職員。そして農家へ転身された大島さん。
数年前までは、某大手百貨店や超大手スーパーにお米や枝豆を卸していたそうですが、段々と「これは俺がやりたい農業なんだろうか?」と疑問を持ち始め、農薬を減らし、化学肥料を使わない農法に変わってきたそうです。
大手との取引をやめ、生産できる量は減り、今が一番大変な時期だと、仰ってました。
でも、だからこそ今土作りに励んでいるんだとも。
これ、言うのは簡単ですが、実行できる大島さん、凄いことだと思います。
これからは量ではなくて、質で「お客さんとともに喜べるものづくり」をしたいと静かに言われた時に鈴木さんが有機農法に転向された頃について話をしてくれたことを思い出しました。
慣行栽培から有機農法に転向するときは、収入も激減するから本当に辛い時期なんだけどれ、そんな時こそ土に投資をしたそうです。
よい土に欠かせない菌類がいる土になるように、有機肥料を取り入れたり、工夫をしたりしたそうなんです。
この鈴木さんの話を大島さんに伝えた後で、
「つまり、辛いときこそ、貯金(菌)ですね!」と、私がおやじギャグを言うと、優しい笑顔を返してくれました。
そんな、大島さんがさらに、言いました。
「子どもたちの食べ物から、考えていかねばならない。魚沼の名に恥じないものづくりを続けていきたい。」
とっても真面目な方でした。お会いできてよかったです。
あ、それともう一つ、なんと越冬にんじんで使用している有機肥料は、なんとその鈴木さんとほぼ同じ物らしいようです。(ちなみに茶豆は、栄養のある土だとかえって育ちが悪いそうです。にんじんの後にねぎを育て、その後で茶豆くらいがちょうどいい土だとか。)
なるほどー、土作りを重んじる農家の方はやっぱり、つながるんですね!
w.
ヨシハラです