2012年3月 9日

3.11の香り

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2011年3月11日(金)。
あの日から間もなく1年が経過します。


あの日、私たちは皆さんと同じく、普段通りの金曜日として仕事をしていました。
午後2時46分を迎えた直後から鎌倉市内も停電し、ケータイもほとんど繋がらない状況となりました。
もちろんパソコンが動かず、ネットも見ることができませんでしたね。


世の中がどのような状況になっているのか、ケータイのtwitterから入ってくる僅かな情報から今何が起こっているのか想像をしていました。

少し落ち着いてから、自転車でコンビニに電池やらケータイ用電池を買いにでかけるも、すでに完売で、食料品も店内から姿を消しているようなパニック状態になっていました。その足で、海のすぐ側にある保育園にある息子を迎えにゆき、事務所に戻りました。


ホワイトデーを控えた金曜日ということもあり、オンラインストアの出荷の準備に追われていた最中の地震でした。

私も含め、スタッフ一同しばし呆然としていました。それでも、気を紛らわすように再び仕事を再開しました。停電ということで、パソコンもネットもプリンターも全滅しているなか、ローソクを灯し(偶然ダリアさんから借りていた撮影用のアロマキャンドルがあったので、4種類のアロマキャンドルを同時に灯し、アトリエは何とも凄い香りに包まれていました・・・。)、その灯りの元で皆で手分けをして伝票を手書きし、その日出荷しなければならない荷物を作り、何とかヤマト運輸に商品を引き渡しました。


夜には鎌倉は電気が戻り、次第に全貌が明らかになるにつれ、絶望と悲しみに襲われ、しばらくの間は「反応的」な行動が多く、気持ちも不安定な日々が続きました。

あの日から、もう1年が経ちます。


そんな中でも、足下を見つめ、今自分たちに出来る事は何かと自問自答し、日々過ごしてきました。
自己否定でも、自己肯定でもなく、出来る事だけを一生懸命やってきました。


これからも、日々自分たちに出来ることを一生懸命して生きてゆきます。

でも3.11を経験したから、海の側で住む者として、気持ちも行動も少し準備をして生きてゆかなければいけませんね。



w.