今回自然散策で訪れたのは、マクリッチ貯水池を中心とする「マクリッチ ローニー・チェンペライトレイル」。
貯水池の周りにある熱帯雨林と池をぐるりと囲む遊歩道の一部を歩きます。
近くのバス停から敷地内に向かう途中、日本の畑でも良く見る巨大な葉が茂っています。

サトイモの葉っぱに似ているな~なんて考えながら自然保護区へ続く公園内へ。
入り口へ続く細い舗道からしてTHE熱帯。

散策開始。
ぺタイの実が落ちていました。

ニンニクのにおいがして、ペラナカン料理では種を食べるそうです。
(ペラナカン‥プラナカンともいう。マレー系の先住民と中国人やインド人などの移民との婚姻によって生まれた子孫を指す)
ほおーどれどれ、と匂いをかぐ。

‥‥‥おかいこさんの匂いがしました。
幼い頃の記憶が蘇り(養蚕の盛んな地区でした)、実家の裏庭から隣家(養蚕農家)へ続く道が脳裏に浮かび、今自分の目の前に広がる景色が昔の記憶のように感じられ、少し頭の中がシェイクされたのですが、改めて自分は外国にいるんだと記憶のショートトリップから5秒ぐらいで戻りました。
匂いって記憶をかき混ぜますねぇ。
園内はこのような木々がわさわさ生い茂っています。

木の前にある小さな看板見えますか?
この国では、巨木、樹齢の長い樹木を国が管理しています。
国が管理している樹木には説明板が設置されています。
勝手に切ったりすると厳罰に処されます。
ペナガラウト、日本名テリハボク(オトギリソウ科)の葉っぱ。

写した人の腕前が良く分かる一枚。
葉っぱピンボケ。
後ろの水上コテージが綺麗に写ってます。
気持ち(はっぱ写すぞー!うおーー!)だけ汲み取れる。
少し歩くと、ウツボカズラの群生がありました。

袋状の補虫嚢をズームして撮りたかったのですが、ズームすると画像が超荒くなり断念しました。
それにしても、ウツボカズラ。
植物なのに虫を捕って食べる。
すごい。
植物なのに、っていう言い方は失礼か。
写真では何度も見たことあるけど、実物を、そして群生で見るなんて初めて。
虫捕って食べるけど、形は愛らしい。
虫捕って溶かして吸収しちゃうけど、巻きひげ(他の植物に巻きつく為の)がかわいい。
ようやく、ここからトレイル入り口。

木々、全てが芸術品のようで、つい立ち止まってしまいます。

木の陰がどんどん濃く、深くなり、熱帯雨林らしくなってきました。

樹木の説明を聞きつつ、テクテク歩いていると、
誰かが驚きの声を上げました。

ありです。
アリ?
本当に蟻?
「でかっ!」と声が出てしまいました。
かまれたら相当痛そうですが、性格はおとなしいそうです。
熱帯の蟻は小さいほうが凶暴なんだとか。
初めて見ました。こんな大きな蟻。
貴重な体験です。
見事な板根(バンコン)を張るケンパスの木。

小ト〇ロが垂直にポクポク歩いてそうです。
六角形に葉を繁らせるシダ。

中央辺りの葉が六角形を形作っているのが分るでしょうか?
不思議。
何故六角。
ふと見上げると空がキレイです。

やはり、改めて思いますが、空気が澄んでいます。
吸う空気が美味しいといいますか。

私が吐く二酸化炭素を吸収してくれるんだと思うとなおさらありがたく。
またまた歓声が上がりました。
フタバガキの実です。

ポカンと見ていた私ですが、先輩達の興奮状態を見て訳を聞くと、実を見るのは非常に珍しい事だそうです。
6~7年に1度実がなるとか。
ほおー、それは珍しい。見られて幸運。
ありがたやーと、ありがとねーと写真を撮りました。
貯水池周りの遊歩道に出ました。

遊歩道途中で、倒木かな?と思いきや、しっかり生きている木がありました。

支える台を入れ、遊歩道を数段下げてあります。
切ってしまうのではなく、遊歩道を下げ、木を優先。
素晴らしいと思いました。
小学生の時、実家の新築の際に作業の邪魔だからと切ってしまった大木がありました。
その木を思い出し、
「ああ、木を大事にするっていいな」と改めて思いました。
散策も終わりに近づきました。
そんな時、「おおー!」と、またまた歓声。
大きなトカゲがいました。

シャッターを切る瞬間に、ガサガサッと上の方に逃げてしまった為、
後ろ足と尻尾しかよく見えないですね。
驚かしてごめんねぇーと、その場を後にしました。
3時間かけて回ったトレイルですが、空気が美味しかった&見たことのない動植物がたくさん見られた為、疲労も心地良く。
森林の中を歩くっていいですね。
なんて言っておきながら、
翌日久々の運動(3時間強歩くだけなのに‥)の為、筋肉痛でロボット歩行になりました。
次の散策を楽しみにしつつ、運動不足を実感しました。
運動大事です。
インナーマッソォも鍛えないとですね‥
それでは。