2009.10.02 【treep STORE】 ワーカーズシャツに新色ネイビー追加しました

2009年1月24日

ドイツ 小旅行

ドイツ小旅行(11月22日~23日)


ユーレイルパス(ヨーロッパ電車乗り放題券)が
2日分余っているので、
週末学校休みを利用して、
ドイツのハンブルグへ。
CIMG3895.JPG

電車で、5時間でドイツ。
同じEUなのでパスポートもいりません。
こんなふうに気軽に国をまたぐことにまだ違和感があるので
ドイツドイツと何度も確認。
こんなところが日本人。

今回もカウチサーフという
インターネットサイトで知り合った子の家に泊まる予定。
だったのですが、
携帯に電話をかけてもつながらない・・・。
すでに9時。
宿ナシはこわいから、
ハンブルグ駅周りを歩いて、
安いホテルにチェックイン。
その10分後、
携帯が鳴って、向こうから連絡が来ました。
どうやら、私は違う番号に電話していたらしい。
これから行ってもOKだというので、
すぐホテルを出ます。
当然お金が返ってくるもんだと思ったら、
フロントのおばちゃんがお金を返してくれません。
えーーーーー、
だって10分しかいなかったし、何一つ触ってないんだよ。
どれだけ話しても
「NO!」
諦めました37ユーロ。
勉強になります。

駅まで迎えに来てくれたアンドレアは、
優しい笑顔の女性。
3日間お世話になります。
ホテルのことを話したら怒ってホテルに電話をかけて
おばちゃんと口論。
「明日、そのホテルに行こう。レシートはあるよね」
あ・・・。
私がもらったのはそのホテルのマッチだけ。
もらい忘れた・・・。
撃沈。
マッチではなく、レシートを必ず受け取りましょう。
いい教訓を37ユーロで買いました。
ついていない日だ。
でもまあ、アンドレアに会えたから良しとしよう。

これまで、この旅でお世話になってきたのは、
家族とか、カップル。
"シングル"という単位で生活している人は
初めて。
そして彼女は、めいっぱいそれを楽しんでいました。

仕事は、環境問題のライター。
それとは別に、彼女は本を出版。
CIMG3933.JPGヨガの本。
彼女は、ヨガを勉強するためにインド数年住んでいたのだそう。
「年を重ねると、
心はどんどん楽になっていくのに、
 体は楽じゃなくなってくるのよね」
と、週2回地元ハンブルグのヨガ教室に通っている。
ヨガの他にも、モダンダンスを習い、
つい最近アコーディオンも習い始めたそう。
アンドレアは、心に余裕がある人。
CIMG3912.JPG道で花を見つけて、
摘んで持ち帰り、
ろうそくの明かりの横に飾る。
よく見ると、
各部屋に花。
自然とこんなふうに花のある生活を送っているんだろうな。
CIMG3924.JPGのサムネール画像話していても
向かう方向が全てポジティブ。
ああ、素敵な人だわ。
彼女のアンテナはどう作動しているんだろぅ。


そんなアンドレアの生活をおすそ分けしてもらいました。
CIMG3853.JPG近所のフリーマーケット。
CIMG3939.JPG近所のカフェでブランチ。
このパンがたまらなくおいしい。

アンドレアお気に入りの場所ドライブ。
大きな長い橋を渡って、帰りは海の底を走る海沿いコース。
なぜかハンブルグは、至る所が工事中。
オリンピック前の北京みたいな光景。
古い港町で、
大きな船や、倉庫街に歴史を感じます。
茶色の世界。
倉庫街も、家も、屋根も、教会も、他の建物も、淡い茶色や濃い茶色。
落ち着く風景で好き。
写真撮り忘れました・・・。

何を見ても楽しいけど、
やっぱり一番は、
会話。
CIMG3896.JPGアンドレア(右)&友達マリア(左)。2人共、33歳。
手料理&ルーマニアの手作り酒を飲みながら3人でたくさん語りました。
好奇心の塊の二人は、何でも質問してくる。
「"ゆうり"という名前はよくあるの?」
ほとんどの日本人の名前は、由来や意味があるんだよと
私の名前の由来を話すと関心する2人。
「日本では何してたの?」
仕事の話をすると、
日本の労働は、こっちの人から見ると、
やっぱりオーバーワークに映るらしい。
驚いたのは、
ドイツでは仕事量とか、質に関係なく、
女の人の給料は、男の人より20%低いそう。
日本では、考えられない。
何を話しても文化の違いが出るから盛り上がる。
女子3人集まれば、
やっぱり盛り上がるのは恋愛話。
こんなとき、近い歳同士ってセキララな話ができて楽しい。
アンドレアが、タロットカードを出してきて、
占ってくれました。
テンション上がって
キャッキャッするのは世界共通。
さんざん盛り上がってから、
これから男子を探しに行こう。
と、2人の友達のバースディパーティに真夜中のお出かけ。
CIMG3899.JPGその友達のオフィス兼自宅がクラブ状態になっていました。

CIMG3900.JPG友達のための誕生日ケーキを焼いてきたマリア
自分で切って自分で食べてました。
そういう人、大好きです。
帰ってきたのは、朝4時。
ドイツの地下鉄は24時間走っているので
夜中でも街には人がたくさん。
「すきな時間に帰ってこれる。
 これがシングルライフよ」
寒いからって、歌を歌いながら帰ってきました。
おもしろい。
遊ぶときは、思い切り遊んで、
仕事は真摯に向き合う。
その切り替えがちゃんとしている。

アンドレアに仕事について話を聞かせてもらうと、
環境問題の物書きなので、
地球温暖化の詳しい具体的な説明をしてくれます。
でも、
話を聞くだけという訳には行きません。
今、彼女は日本の捕鯨者と闘っているそう。

「日本人が鯨を食べることについてどう思う?」

「原子力発電に対して何か行動を起こしている?」

「あの宗教はどうしてあんなにパワーを持っているの?」

自分の意見なんて持ったことの無い話題たちに
何一つ答えられず。
自分の半径の外にあるものに対しての関心がまるでない。
ましてや、行動なんて。


宿題ができました。

ゆうり


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2009年1月14日

デンマークの学校日記⑦

デンマークの学校7週目(11月17日~21日)


今週は、音楽週間。
学校に地元のジャズバンドが来たりCIMG3832.JPG

近所の学校でアイルランド音楽のフリーライブがあったり、
CIMG3738.JPG

水曜の全員でのイベント授業では
各国2曲ずつ有名な曲を発表。

音楽は、文化の違いが出るので、
楽しいし、面白い。
特に、アジアの歌は、各国本当に違ってどれも新鮮。
中でもパキスタンのバンジャビミュージックビデオは、
ダンスありドラマありの盛りだくさんのビデオで大盛り上がり。
私たちは、北島三郎の「祭り」のPVを見せ、
沖縄の曲「花」を歌いました。
演歌の歌い方は、外国の人にとってインパクトがあるらしい。


そんなイベント盛りだくさんの中、

私は相変わらずジャーナリズムクラスに苦しめられています。
課題は、1週間以内に学校新聞のための記事を書くこと。
私が担当の記事は、中国人ハオのインタビュー。
CIMG4219.JPGハオは、去年の5月に起こった四川大地震でボランティア活動をしていたらしいです。
ボランティアの話を聞かせてとお願いして
ハオと話をしてみると、
衝撃を受ける内容でした。


ハオの家は、四川省から遠く遠く離れた黒龍江省にある。
だから、地震の被害に遭いようが無いはず。
でも、ハオは、地震のど真ん中にいた。
ハオには幼なじみの親友が6人いて、その6人が四川省に住んでいた。
その親友達に久々に会いに、ハオは5月11日に訪れる。
その日は、地震の起こる1日前。
数年ぶりに再会したので、
親友達と、その夜中語り明かした。
ハオは、その親友達と同じアパートに泊まり、
そして、次の日、5月12日14時、震度8の大地震が起こる。

中国は、ほとんど"地震"が起こったことがないため、
中国人は"地震"を知らないらしい。
でもハオは、2年間日本に住んでいたため"地震"を知っていた。
揺れを感じたとき、ハオは、部屋をすぐ飛び出して隣の友達の部屋のドアを叩く。
でも返事がない。
ドアを蹴破って中に入るとその子は、机の下に隠れていた。
急いでその子を引っ張り出し、アパートの外に飛び出すと、
その数十秒後にアパートは全壊。
「僕は、親友1人を救い、5人を失った」

2日後、彼は瓦礫の下から親友5人の死骸を見つける。
「最初、生きていたくなかった。みんなのあとを追いたかったんだ」
でも彼は、その親友達だけでなく、毎日たくさんの死骸を見る。
写真を見せてくれ、「これだけの死骸を見たことがある?」
それは、地面が見えない程並べられた死骸の束。
見たことの無い光景にショックで声も出ない。
私には、写真ですら目を背ける程なのに、
彼はそれを毎日、目にしていた。
「死ぬことは簡単で、生きることは決して易しいことではない」
「たくさんの死を見て、死ななかった奇跡を感じたんだ。
これは、生き延びたことを大事にしなければ」
とボランティアとして残ることを決意。

その経験は彼を変えた。
彼は瓦礫の下から、色々なストーリーを目にする。
「これは、ほんの1つの例なんだけど」と彼が話してくれたのが、
親友たちと同じアパートの瓦礫の下から、
四つん這いになった不自然な形の女の人の死骸が見つかった。
それは、親友達と同じアパートに住んでいた
シングルマザーだった。
その死体の下から出てきたのは、生後3ヶ月の赤ん坊。
彼女は、体全部で赤ん坊を守っていた。
赤ん坊の口からは血が滴り落ちていたため、
誰もが赤ん坊の死を予想していたが、
その赤ん坊は、生きていた。
調べてみると、その子は、無傷。
赤ん坊の口には、母親の乳首が咥えられていた。
地震から2日間もの間、
その子は、乳首から流れる母親の血を吸って生き延びていたのだ。
そして、その赤ん坊の小さな手には携帯電話が握られていた。
携帯電話には、赤ん坊へのメッセージが残されていた。
"あなたと一緒に生きられなくてごめんなさい。
もしあなたが生き延びたら覚えておいて。私はあなたを愛してると"

「僕はそれまでの人生で、本当に人を信じたことがなかったんだ。
 でも、こういう愛の形をたくさん目にして、
 愛は、人生で一番大事なことだと知ったんだ」


人生は何が起こるかわからない。
たまたま、地震のど真ん中に居合わせて、
たまたま、地震を知っていたため生き延び、
たまたま、この学校に来たハオに、
たまたま、デンマークに来てこの学校を選んだ私が
たまたま、ジャーナリズムクラスを取り
たまたま、選んだ記事がハオで、
この話が聞けた。

何が正しいかとかは
さっぱりわからないけど、
この偶然に感謝。


ゆうり

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2009年1月 6日

デンマークの学校日記⑥

デンマークの学校6週目(11月10日~16日)


スイミングプールにすっかりハマッてます。
CIMG3258.JPG1時間ガシガシ泳ぎ、
スチームサウナに入ると
大好きなお風呂に入った感じと同じ状態になるので、
ちょっと幸せ。
CIMG3253.JPG帰り道の風景

写真クラスでは天気が良かったので中庭で撮影会。
CIMG3545.JPGCIMG3552.JPGCIMG3538.JPG5人の少人数クラスなのでアットホームな雰囲気
ちなみに、他のクラスは、平均20人。


通常の授業のほかに、
生徒主催の"クラブ"があります。
CIMG4191.JPGバレーボールクラブ、ジムナスティッククラブ、ホッケー、サルサクラブ、ゲームクラブ、映画クラブなど。
誰でも参加自由。
私のお気に入りは、
ハンガリー人オルシが先生役の
ジムナスティッククラブ。
ヨガマットを使って、
ゆったりとした音楽を流しながらストレッチや筋トレ。
終わった後、毎回筋肉痛になります。

今週から、参加させてもらったのが、
デンマーク人ニーナが先生役のデンマーク語クラブ。
CIMG4481.JPG通常のデンマーク語の授業は、週二回。
デンマーク語は、難しいので、
ほとんど一瞬で忘れます。
でも、このクラスは、ほぼ個人レッスン。
「今日何したの?」「どこに行きましたか?」という質問に
答えるのに毎回格闘しています。
単語がまずわからない、
"授業"ってデンマーク語で何だっけ?
"勉強する"ってデンマーク語で何だっけ?
単語がわかっても、発音が難しいから、
それを直されて・・・。
という状態で進んでいます。
こんな状態の私達に我慢強く付き合ってくれるニーナは、まだ10代。

他の10代の子達は、
夜な夜なワインやビールを飲んで
廊下を叫びながら駆け回ったり、
パーティルームで、爆音かけながら踊ってるっていうのに。

落ち着いているニーナが素敵です。
でも、肌を見ると、
10代だなぁ。
ピチピチしてます。


ゆうり

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