2009.10.02 【treep STORE】 ワーカーズシャツに新色ネイビー追加しました

2009年4月20日

美肌のつくりかた

IMG_2136.jpgスザンナ51歳は、美肌の持ち主。
肌のきれいな人にはいつも聞く質問があります。
IMG_1984.jpg
化粧水何使っているの?
女子としては、気になることです。
「化粧水?そんな化学物質たっぷりの肌に悪いモノは、使わないわよ」
さすが、カッコイイ。
大企業の中枢でバリバリ働いているスザンナの言葉はいつも潔い。

でも、顔洗った後、肌が突っ張るでしょ。
そしたら、どうするの?

スザンナから、常識を覆す言葉が返ってきました。
「私は、今まで一度も顔を石鹸で洗ったことないわよ」

えーーーーーっ
顔洗わないの???
マジで?!マジで?!

「今まで一度もトイレ行ったことないの」
くらいの衝撃です。


「顔は、水で流せば十分」
だそう。
でも、洗顔フォームで顔を洗わないと汚れがちゃんと落ちないでしょ。
「お湯で汚れは十分落ちるわよ。
石鹸は、本来持っている顔の油分を洗い流してしまうのよ」
でも、でも、洗わないと気持ちが悪いもん。
「考えてみてごらん。毎日洗剤で皿洗いしてるから、手が荒れるのよ。
それと同じことを顔にしてるのよ」
言われてみると、なるほど。
「何で、わざわざ油分を落として、また油を顔に塗るの?しかも添加物たっぷりの油を」
でも、自然成分で作られていることで有名な、肌の保湿にいい乳液で、私は乾燥肌だから・・・
「どれ、見せてごらん」
乳液の裏には、材料が記してあります。
「これとこれは、体に悪い添加物よ。こんなの顔に塗っているの?!」
どれだけ体に悪いかは、
化学を専攻していたアナスの得意分野で、
1つ1つ説明してくれて、
「今すぐ捨てなさい」
スザンナの言葉は、いつも潔い。
IMG_2065.jpg
これらの悪い成分は体から出ずに、
ただ、体に蓄積されていくそう。
肌にとてもいいと疑いもせず使っていた私は、ショックを受ける。
「人の体は、肌の保湿に必要な油分を出してくれているの。
それを落とすからバランスが崩れるのよ」
スザンナのシンプルな言葉は、
シンプルに響く。
しかも、実際肌がキレイな人に言われると説得力がある。

塗るから肌がバランス崩して余計な油分を出し、
その過多な油分を落とすと、
また塗らなければいけない。
塗らなければ落とす必要もない。

わかった。
理解したよ。
とはいっても、
"理解"と"実行"はイコールではありません。

"顔を洗わない"というのは、
なかなか勇気のいること。

"汚い"の気持ちが、どうしても先に立ちます。

おそるおそる、
洗顔の回数を減らしていきました。

結果。
顔を洗わなくなったら、
乾燥肌で困っていた
肌の調子が良くなりました。

お化粧をしない田舎暮らしだからできることかも知れませんが、
メイク落としも洗顔フォームも化粧水も美容液も乳液もいらずに
美肌の作る方法は
とてもシンプルでした。

人間の本来持っている力って、意外と侮れない。
やるじゃん、私の体。

ちなみに、2人は1週間に1度しかシャワーを浴びません。
でも、またそれは別の理由の別のながーーーいお話。

ゆうり

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2009年4月12日

メディアガール

メディアガール

CIMG6057.JPG
ある日、コペンハーゲンの家に行った時、
アナスが、いたずら顔で近づいてきて
「ゆうり、君はメディアガールだろ」
うん、まあ。
「プレゼントだ」
とくれたものがあります。
CIMG5359.JPGプロでも使えるビデオカメラ
これだけでなく、
パルサー照明セットに三脚も。
何だ?!
何でこんな機材が普通の家から出てくるんだ?
しかもこれ、全部安くないぞ。
「どうだ、高いおもちゃだろ」
とアナス君、自慢顔。


実は、アナスの息子さんは、
音楽PVの監督で、
彼が若いころアナスにおねだりして買ってもらった機材だそう。
その、おさがり。

彼が去年作ったPVは、
去年デンマークで一番見られたPVだそう。
それが、これ。
ちなみにデンマーク語の歌です。
デンマーク語は、私には中国語に聞こえます。


高いオモチャを手に入れた。
ということで、
アナス自慢のライ麦パンを作っているところを
カメラで撮って、
私のパソコンに入っている簡易の動画編集ソフトで編集して、
見せてあげると、
アナスもスザンナも大喜び。

毎日見ては、
毎日「ゆうり、ありがとう」

映像を作って、こんなに喜んでもらえるって、
新鮮な反応。
うれしい。
嬉し過ぎて、
ときどき、
恥ずかしい。


お客さんが来ると、
必ずこの動画を見せる。
「これゆうりが作ったんだよ。どう思う?すごいだろ?」
と毎回自慢。
「この子は、メディアガールなんだよ」
ここまでは、嬉しい。
そして、ここからがアナス劇場。
隣にいる私に、
「ゆうり今日はカメラを回さないのかい?」
・・・。
そこまで言われたら、
回さないわけにはいかない。
でも、回すと、数日後に
「ゆうり、あのビデオはどうなった?」
そう。
回したら、編集して仕上げなければいけない・・・。
編集は、時間と労力がかかります。
3分の動画を編集するのには、私は3日必要。
アナスくん、簡単じゃないんだよ。
と言っても伝わらない。
そして、またお客さんが来ると、
「この間は、カメラ回したけど、今回は回さないのかい?」
あ・・・・。
無邪気な彼がこわい。

映像編集をしていると、
受験勉強の時と同じ症状が出てきます。
やらなきゃいけないとわかりつつ、
やろうとすると、
他の事がしたくなる。
よく漫画を読んでは、親に見つかって怒られていました。

今回の症状は、これ。
CIMG5519.JPG
編み物がしたくなります。

なので、ちょこっと映像編集しては、
ごほうびに編み物1つ仕上げる。
CIMG5638.JPG

マフラーも作りすぎたので、
ニット帽に挑戦。
CIMG5700.JPG4本の棒を使っていると、
ちょっとしたプロ気分。
私のニットの先生スザンナは
「ゆうりは、何も怖れずに新しいものに挑戦するわね」
CIMG5797.JPG
編み物できる人って、"大人の女"
と憧れていたのですが、
趣味は、編み物。
と今なら言える。

CIMG5858.JPG
あげたい人のことを考えながら
1目1目編んでいくのは、
とてもしあわせな時間。

次は、誰にあげようかしら。
その前に、編集しなきゃ。

デンマークの寒くて長い夜は、
時間を忘れるくらい
早く過ぎていきます。

ゆうり

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2009年4月10日

おーがにっく

デンマーク農家日記 1月の仕事

CIMG5198.JPG私がお世話になっているリンゴ農園は、
オーガニックファームです。
デンマークでは、
本当にオーガニックファームと名乗れるのは、
始めてから3年経たないと名乗れません。
ここは、一昨年始めたばかりなので、
あと1年。
「オーガニック農場と、普通の農場の違いは、わかる?」
うん、農薬や化学品を使うか使わないかでしょ。
「それは、表面。
自然に逆らうか、自然と協調するかなんだ」

自然には、敵も味方もいます。

敵① 雑草
CIMG5178.JPG雑草は、リンゴの分の土の栄養分を取ってしまう敵。
退治法は、シンプル。

ひたすらシャベルで雑草を根こそぎ取る。
これまた雑草が、立派に根を張ってくれているので、
簡単には抜けてくれません。
2時間汗だくに格闘して、
やっと、1ライン20本分を終了。CIMG5196.JPG
途中、味方に出会います。
味方① みみず
CIMG5191.JPG雑草を食べてくれるそう
「みみずは、味方だからりんごの木の下に戻して」
土を退かしてまた戻す。
足腰、腕によく効きます。
「たった2000本だから」
あと、19ラインか・・・。
オーガニック農家の娘は体力勝負です。
「2、3ヶ月に1度は、雑草退治しないとダメなんだ」
えーーー、雑草って、なんて生命力!!
これが、オーガニック農業の現実です。
この労力をショートカットしたくなる普通の農家の気持ちもわかる。
でも、
自分で動けないりんごの雑草を取る作業は、
何も出来ない赤ちゃんのおしめを替えているお母さん気分で
りんごに愛情が生まれて好きです。

敵② 昆虫
昆虫は、リンゴの葉や幹を食べてしまう一番の天敵。
この退治法もシンプル。

CIMG5563.JPG鳥小屋を作って、設置。CIMG5568.JPG
味方② 小鳥
小鳥たちが、
昆虫を食べてくれるのだそう。
小鳥は寒さと食料不足で冬を乗り越えられない。
「鳥小屋は、小鳥に対するお礼なんだ」

この鳥小屋の材料は、CIMG5462.JPG
倉庫の新しい壁の木の余りを使っているので、
色が付いていたりいなかったり。CIMG5535.JPG
鳥小屋作りは、雨の日の仕事。
なので雨が降ると、嬉しくなります。
まるで図工の時間。

日本では、鳥は果物を全部食べてしまう敵なんだけど、
鳥はリンゴを食べたりしないの?
「リンゴの実る時期は、
鳥の食料がたくさんあるからリンゴを食べないよ」
それは、すごい味方だ。

それでも昆虫は卵を幹に産みます。
味方③ 人の目
1本1本見て、昆虫の卵チェックをして、
取り除いていきます。
ついでに、枯れてしまった部分も切り落とし、CIMG5575.JPG伸びすぎた枝も切っていきます。
CIMG5572.JPG
この上のライン(2m)以上伸びた枝は切ってしまうのです。
これは、人が収穫しやすいように
品種改良されているためです。
下のボコッとした部分は、
違う木とリンゴの木との繋ぎ目。
根がリンゴの木ではないため、
あまり大きくならないようになっているそう。

敵③ ねずみ

ねずみは、土の中に住みりんごの根を食べることがある敵。

退治法もシンプル。
ネズミ捕り機。
プラス、野生の猫。
猫は、小屋を与えてあげる必要なく、勝手に倉庫の暖かい場所を見つけて住んでいます。
時々、餌を補給すればOK
猫好きの私は、
いつも触ろうとするのですが、上手く逃げられます。
さすが、野生の猫。

どれもこれもシンプルかつ簡単です。

そんなこんなで、
動物に囲まれた生活。

カワイイ観賞用ではなく、
どれもこれもに
意味がある。

ゆうり

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2009年4月 4日

デンマーク農家に魔女がやってきた

デンマーク農家日記 1月中旬


ある日の朝
ピンポーンと、やってきました。
CIMG5457.JPG彼は郵便配達のおじさん。
デンマークの郵便屋さんの車は黄色です。
でも、制服は赤。ポストも赤。
ちなみにスウェーデンでは、ポストが黄色でした。

荷物は、
鎌倉ツリープの吉原さんから。、CIMG5557.JPG日本の鎌倉からデンマークの田舎まで3日で届く最近の郵便事情。
出てきたのは「魔女のレシピ」DVD。
これは、
私が日本で一番心残りだったモノです。

鎌倉観光サイト「treep」の映像部門に関わらせてもらって3年。
昨夏のある日、吉原さんが監督のところに来て、
「まだ、企画でも何でもないんですけど」
といって話してくれたのが、
「すごい人に出会っちゃいました!!
こんなすごい人を、
ツリープのワークショップだけで独占するのは、
あまりにも勿体ない存在の人なんです。
だから、DVDを作ってみんなに知って欲しいんです!!
この人を知ることで、みんなが幸せになるはず!!!」
大の大人が熱く語る。
"お店もお客さんもスタッフもみんなが幸せに"
吉原さんは、よくこう言います。
働いている私の周りでは
スタッフに対する表現が
"使える""使えない"とモノ扱いのことがほとんど。
吉原さんの言葉は、人に戻ってホッとし、
いつも嬉しくなります。

「でもまだ僕個人の意見で、企画も予算も白紙なんですけど・・・」
声が小さくなる吉原さんに即答。
「いや、やりましょう。
 お金は関係ないですよ!!」
と監督。
熱い大人が2人になった。
吉「マジッすか?!じゃ、来週その方のお宅にうどん食べに行きません?
すごい美味いっすよ」
監「マジで?!行く行く!!」
あ・・・、
少年になった。
すかさず
「私も行く!!」と言ったら、
「デンマーク行く人はダメ」とあえなく却下。

その方にお会いしたかった。
何より、この少年大人たちの企画に参加したかったです。

それから、半年。
ただの"うどんレシピ"にしたくない思いで
途中、制作苦労のヒーヒー言う声がこっちにも聞こえてきましたが、
ついに完成したのですね。
さすがは「自分、ネヴァーギブアップっす」の男。

CIMG5561.JPGDVDと一緒に入っているものは何ですか?
材料ですね。
これは、作らないといけませんかね?
そうですよね。
CIMG5576.JPGCIMG5585.JPGCIMG5590.JPGCIMG5603.JPG
デンマークにて、
うどん作り初体験。

うどんを難しく考えていました。
本当に簡単。
私でも出来た。
しかも、見た目が
プロっぽい。
嬉しい。

最後にきて、問題発生。
ここでは、
うどんを食べるような深いお皿がありません。
なので、盛り付けが難しい。
しょうがないので、
スープ皿に盛り付け。
不思議な見た目。
CIMG5613.JPG和風味をどれだけ食べられるか
わからなかったので、
西洋風もCIMG5612.JPG

アナスもスザンナもお気に入り。
「材料これだけ余ってるから、あと3回は食べられるわね」
はい、頑張ります。

DVDの中で白崎さんが
いい女の条件を話していて、
「ハイ!それ私です!」
思わず手を上げてしまいました。
いい女の条件クリアです。

DVD見終わって思うことは、
やっぱり、お会いしたかったなぁ。

ゆうり

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