ゲスト月間 第2弾 イケメンフランス人
りんご農家の2月は
ゲスト月間でした。
韓国人が帰ったと思ったら、
次の週末に、
フランスから新しいゲスト、マックスがやってきました。
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彼は、2週間の滞在です。
2ヶ月の休みを利用して、
北欧を旅するそうで、
まずはこの農家。
彼が来た日、
たまたま
学校の友達クミコも遊びに来ていました。
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クミコは前にも一度この家に遊びに来たことがあり、
夫婦のお気に入り。
とても有名な花屋で働くクミコに
「田舎の花を見せなきゃ、森へ行くぞ」と張り切るアナス。
寒いから行きたくない。
でも、人見知りのアナスに
2度目のクミコ&今日初めて来たマックスか・・・。
無理そうだ。
4人で家の前の森へ散歩。>
こんな寒い雪の世界の中、
花が本当に咲いていました。
クミコとは久々の再会なので夢中になって話しながら歩いていると、
クミコが急に立ち止まり、
「ゆうりちょっと、アレ見てよ」
見ると、
前を行くアナス君が
スキップしています。
しかも後ろ向きで。
ごめんよ、クミコ・・・。
アナスは、10分以上普通に歩くとああなるの。
飽きて、同じ行動が続けられない5歳児なんだ。
でも実は他にも訳があって、
夜寝られないほど腰が悪いので
いろんな筋肉を動かしたほうがいいと医者に言われているから。
動きを変えていくアナスは
エアロビのようなダンスのような仕草で歩いたりします。
クミコは、「かわいい」と喜びますが、
マックスは、ノーリアクション。
クールだ。
途中落ちている馬の糞を見つけて
アナス「ゆうりこれが今日の夕飯だよ。持って帰りなさい」
私たちがブーブー反論している時も
マックスは、フフッと冷笑。
「君はどうだね?」とアナスがふると、
「いや、俺はいいっす」
えーー今、アナスが
めいっぱいの気を使って
おもしろいコト言ったのにーーー。
クールだ。
夕飯は、スザンナが張り切って作ったピザ。
夕飯の間中、
ずっと彼のグラスを持つ手が震えていて、
緊張していることがわかり、
いい子なんだろうな。
しかし、無口。
何かしゃべらなきゃ。
デンマークって寒くない?
「いや、そうでもないよ」
終了。
あまりの無口さに、
「何か聞きたいことある?」とスザンナ。
「ゆうりというのは、フランスにもある名前なんだけど、
男の名前なんだ。日本では女の名前なの?」
うん、そうだと思う。
スザンナが興奮して
「そうなのよ!!
私たちもメール貰った時、男の子だと思ったのよ!!
だから、半年間の受け入れをしたのに、
会ってみたらこの小さい女の子でしょ、
断ろうかと思ったのよ」
えーーー新事実。
「でも、この子おいしそうに私たちの料理を全て平らげたの。
それを見て、受け入れを決めたの」
えーーーーー、
更に新事実。
でも、私も食べ物のおいしさで、
やっていけそうだと思ったから
変なトコロで共通していておもしろい。
いい質問をしてくれて、
ありがとうマックス。
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韓国男子の
仕事ぶりに、
男子パワーの
凄さを感じた夫婦は、
マックスにも
ガテン系の仕事を頼みます。
問題は、
「2人でやったほうが早いだろ」
ということで私も
マックスと同じ仕事。
大きなハンマーで、倉庫の天井を打ち落としたり、 しかもマックスは、 非の打ち所がないし、 付け入る隙がない・・・。
落とした天井のコンクリート素材を外に捨てに行ったり、
コペンハーゲンの家の重い棚を
この田舎に運んだり。
強くなったはずの私の体も毎日悲鳴をあげます。
本当によく働く。
イケメンで、
働き者。
無口だしで、
と仲良くなれず過ごした1週間。
ある日の仕事で、
かつて牛小屋だった場所の掃除を頼まれました。![]()
いつものように
マックスは黙々と作業。
していたと思ったら、
「ゆうり!!来て!!」
あまりの大声に駆けつけると、
マックスジャンプ&大興奮。
長いこと使っていなかった場所に
必ずあるもの
くもの巣&くも。
「くもが怖いんだ」
そうこなくっちゃ。
弱いトコがなくっちゃ。
人間だもの。
イケメンがヘッピリ腰でくもを威嚇。
OK,私くも平気だからマックスは、そっち片付けて。
「ゆうり!!」マックス再び大声。
何?
と振り向くと、でっかいねずみがサササッ。
2人で「ウギャーーーー」
ねずみは、私も無理。
今度は、アナスが駆け寄ってきます。
「もう、これ以上仕事ができません」
と2人でお願い。
「じゃ、違う仕事だ」
とアナスがくれた仕事はこれ。
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<すっかり仲良くなったマックスと、
人生初めての雪だるま作り。
「プレゼント」と雪を投げてくるマックス。
寒いの嫌いだって言ってるでしょ!!とキレる私に、
マックス大喜び。
慣れてみると、
マックスは、クールでも無口でもなかった。
フランス人はプライドが高いと
思い込んでいた私の方が壁を作っていたのかも。
でもアナスは、
「くもは、オーガニックファームの味方なのに、
くもが嫌いだなんて何てことだ」
と決して慣れません。
雪だるまを作って幾日か経ったら、
ずっと雪だった空が晴れ、こんなことに。
寒い寒い冬が早く過ぎて欲しいとずっと願っていたのに、
こんな姿を見ると、
冬が過ぎるのを
初めて惜しいと思った。
そして、
雪だるまがなくなると同時に
マックスはいなくなりました。
寂しいと思う暇もなく、
マックスがいなくなった次の日、
アナスの最大の敵
娘のボーイフレンドが
日本からやってきました。
これもまた別の話。
ゆうり
ユウリです。