2009.10.02 【treep STORE】 ワーカーズシャツに新色ネイビー追加しました

2009年7月16日

農家の娘、春の準備。

農家の3月

CIMG6861.JPG3月の終わりに、ようやく天気が晴れになり、
デンマークにも春がやってきた!
と外に出ると、
寒いーーー!気温0度。なんて国なのデンマーク。
CIMG6866.JPG
でも、季節は確実に春に向かって動いていました。
家では、庭担当のスザンナが本を片手ににらめっこ。
CIMG8917.JPG今年庭で育てる野菜の苗植えのための、種植え。
スザンナは、モノを作るとき必ず本を取り出す。
どんな情報もインターネットで手に入る時代に本を必ず頼る彼女が好きです。
料理用、お菓子用、野菜育てる用、花を育てる用、編み物用、
どれも大事に使い込まれた跡がある本たち。
私のお世話になっている農家は、オーガニックファームなので、
自分たちで食べる用の野菜もオーガニックでないといけません。
そして、種もオーガニックでないといけないのです。
CIMG6178.JPG年に1度、オーガニック検査が農家に入るのですが、
その時に種までチェックされるのだそう。
なので、そこらへんで売っている種は、買えません。
オーガニック消費量世界一のデンマークでも、
オーガニックの種を手に入れるのは、大変。
特別な場所から取り寄せます。
もしくは、自分たちで種を作ります。

今年の野菜は何を育てるか、会議をします。
私たちは、ほぼベジタリアンなので、これは重要。
デンマーク人の主食、じゃがいもは基本です。
人参、ビーツ、ラディッシュ、いんげん豆、エルサレムアンティチョーク、
赤玉葱、白玉葱、長ネギ、葉キャベツ、芽キャベツ、苺などなど
ホットハウスでは、きゅうり、パプリカ、ぶどう
想像しているだけで、夢がどんどん膨らみワクワクします。

種を蒔く前に、庭キレイにしないといけません。
つまりは庭に残っている野菜たちを食べるのです。
これが、エルサレムアンティチョーク。
CIMG5663.JPGCIMG5664.JPG
あっさりした里芋
という感じで、
生でシャキシャキしたサラダ、
煮込むとスープ
になります。
「買うと
 とても高いのに、
 育てると無料」
さすが、スザンナ。

CIMG6177.JPG種が揃ったので、よしっ、種蒔きしよう!と誘うと、
「ここをどこだと思ってるの?」
えっと、デンマークです。
「今、種を撒いたら種が寒くて芽を出してくれないわよ」
そうなの?じゃあ、どうするの?
暖房が効いている家の中で、ある程度強くなるまで育てるのだそう。
なるほど。
ということで、室内で種植え。
CIMG6848.JPG大きくなれよ。


この種は、特別育ちが早く、5日で食べ頃。
CIMG6856.JPGCIMG8823.JPGCIMG6843.JPG
コットンの上に並べて、
1日1回水をあげる。

出来たら、
はさみで
チョキチョキ。

はじめて自分で
育てたものを、
食べました。

かんたん。かんたん。

種植えが終わると、今度は、冬の野菜の保存。
ルートビーツは、うちの食卓に必須アイテム。
CIMG5805.JPGピクルスを作ります。
血まみれ料理。

嘘です。
これは、
この野菜の本来の色。
CIMG5822.JPGCIMG5827.JPG
とても、
デンマーク的な食べ物。
アナスは
「これがないと、
 生きていけない」そう。
レバーペーストと
一緒にライ麦パンに乗せていただきます。


スザンナの娘が遊びに来た時には、
野菜用の水配給システムを作るために、水道官を掘り当てる作業。
CIMG6907.JPGご覧のとおり、なーんでも手作り。
これで春に向けて準備完了。

そして4月、芽が出始める頃、私は、農家を1ヶ月離れます。
行き先は、エコロジーコミュニティの"スヴァンホルム"。

ゆうり

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2009年7月13日

家族が怒った。

旅行からデンマークに戻った日、
待っていたのは、アナスとスザンナと大好物のフィッシュラザニア。
うわーい、嬉しい!!
CIMG6845.JPG旅行中、一日1食生活だったの。しかもパンだけ!
見て、この顔のニキビ。
そう言うと、いつも返ってくるはずの
父アナスの「マンマミーア」とその後に続く説教が聞こえません。
それどころか、目も合わせてくれません。
えーーー、9日間しか離れていないのに、もう人見知り?
また、"はじめまして"から始めるの?この5歳児め。
でも、よくよく話を聞くと、原因がありました。

それは、日本人の女の子A子。

彼女は、インターナショナルスクールの同級生。
学校終了後もデンマークに残りたいのに住む場所がなく困っていたので、
夫婦に相談すると「ゆうりの友達だったら」と
2人が2年前まで住んでいたコペンハーゲンの大きな一軒家を
好意で"そこらのアパート価格"でA子に貸してくれていました。

私が旅行中に、A子が家を出ることになり、
お金のことでA子と夫婦がもめていました。
というよりも、
A子が一方的に「騙された!」と大騒ぎして暴言を吐いたらしいのです。
A子を友達として紹介した私の信用も疑われるほど。

私が3ヶ月かけて築いてきた2人との関係が・・・。
CIMG6058.JPG
結局、A子の勘違いだったのですが、
A子の英語力を知っている夫婦が、シンプルに説明しすぎて、
言葉不足というのも原因なので、どっちが悪いとも言えない。
ただ、A子がかなり暴言を吐いたらしく、
夫婦もイジワルモードになっていました。

ストーブがA子の使っていた部屋の床を焦がしていました。
「それを直さないとデポジットは返せないよ」と夫婦が言うと、
A子が「そんな方法知るわけないでしょ。お金を返さない気?
ストーブはアナスが置いたから私は悪くない。私が英語わからないと思って
馬鹿にしてるんでしょ。私をだまさないで」となってしまったらしいのです。
それで夫婦は、
サンドマシーンをかけて、オイルを塗るだけの簡単なことなのに、
「彼女はまるで何も学ぼうとしない」と言う。
でも、A子がその方法を知る由もないし、
彼らの言いたい事もわかるので、とりあえず、
A子にそれを説明すると、A子も納得。
「ごめん、誤解だったからサンドマシーン使ってみる」
とサンドをかけにきて、アナスもチェックしに来て、
お金も返してもらったのですが、お互い会話なし。
A子は、私にはゴメンを言えたのに、アナスには言えなかった。
アナスもイジワルモードで、「ここにまだ残ってる」とか、
サンドマシーン素人のA子に注文を何度もつける。
で、終了。

「ゆうりの友達だからあの家を破格で貸したのに、
何なのあの子は、"お礼"も"謝り"もしないで文句だけ言って出て行って」
問題起こしてゴメン。
と、今週は日本食ウィークにすると夫婦の気も何とか治まりました。
とりあえず、終了してよかった。

挨拶とお礼は、大事だと思うのですが、
"お礼"の出来ない子は、他にも結構います。

B子は、同じく学校の同級生。
私のお世話になっているファームで1週間私と一緒に働き、
そのあと一週間、日本から彼氏が来るというので、
デンマーク観光したいというので、
夫婦が好意で、コペンの一軒家を一週間B子と彼氏に貸してくれ、
B子が、彼氏を空港に迎えに行く電車代まで出してくれました。
そして、「コペンの家のヒーターが故障した」と
B子からの電話で、ヒーターを直しに往復。
CIMG5709.JPG
そこまでしてもらって、お礼が出来ない。
しかも、感想が
B子「2人は、どこまで人がいいんだか」
友達だったら、「アホっ、大人なんだからちゃんとしろ」
とガツンと怒るトコですが、
海外で知り合った日本人って微妙な関係はムズカシイ。
私「ここまでしてもらったんだから、ちゃんとお礼してね」
B子「でも2人は、物貰っても困るだろうし・・・」
私「お酒だったら、何でも喜ぶよ」

ここまで言ったのに、
結局、B子は、お礼をしなかった。

申し訳ないので、日本から焼酎を取り寄せて、
「これB子からのお礼だよ」と夫婦に渡しました。

人を頼るのも、甘えるのも、迷惑かけるのも、大歓迎。
ただ、それっきりは、よくない。

A子の謝罪の気持ち、B子の感謝の気持ちがあるのは、
わかるのですが、ここは海外。
その心は、声や、かたちに表さなければ伝わらないもの。

コミュニケーションの基本
あいさつ。

お礼。

簡単なことなのに、なかなか難しい。


ゆうり

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2009年7月 7日

ヴェネチア観光

3月17日 ヴェネチア観光


イタリア最終日は、ミラノから2時間の場所へ1日旅行しました。
CIMG6731.JPG行き先は、水の都ヴェネチアへ。

車も自転車もH&Mもスターバックスもない小さな街。
CIMG6754.JPG移動は、徒歩か、水上交通。CIMG6783.JPG


"路地裏"好き、"川"好きの私には、たまらない場所。
CIMG6807.JPG興奮して、デタラメに歩いていたら、
中世の巨大迷路に迷い込んで、なぜか、目が回る。
海、路地裏、運河、運河、路地裏、行き止り。
これは、迷うための街なのかしら。
迷っても、ステキ。
でも歩きすぎて足が猛烈に疲れます。
こんなときは、これ。
CIMG6768.JPG一息ついて出た結論は、
旅行だもの、とことん迷ってやれ。
こんな昔々な街にも人はちゃんと生活しているんだ。
CIMG6806.JPGそういえば、カサノヴァの街だった。
CIMG6776.JPG
映画で見たことある景色に辿り着きました。
CIMG6760.JPG有名なサンマルコ広場。
それより気になる、彼が。
CIMG6762.JPG
惹かれる。
どこに惹かれているのか、わからないので3歩近付いてみた。
CIMG6763.JPG
あなたのその猫背の角度が好きです。ネクタイも。

水上バスが気に入って、
12時間乗り放題チケットだったので、のんびりぐるりと一回り。
口開けて見惚れてしまいました。

ここは、乙女の気分になれる女の子におススメの街。

ミラノのおしゃべりおじさんホステルに帰ると、
類は友を呼ぶ。
3人部屋なのですが、毎日、部屋がおしゃべりで満タンになります。
今晩は、ブラジル人のお姉さんとのおしゃべり。
イタリア初日はどうなることかと思いましたが、
おしゃべりホステルのおかげで、毎晩楽しく過ごせました。

これで、9日間の旅は、おしまい。

イギリス・イタリア2カ国を旅行してみて、
同じヨーロッパでも、全然違うのを肌で感じました。

まず、気候。私の服装の変化。

デンマーク ジャージ + ダウンJK + マフラー
  ↓
イギリス  セーター + ジャージ
  ↓
イタリア  Tシャツ 時々 ジャージ。

気候の変化に伴い気付いたことがあります。


それは、
気候が暑くなるに連れて、国民性が熱くなるのです。


デンマーク 目が合うとニコッと照れくさそうに微笑む
  ↓
イギリス  話しかけビールくれる

イタリア  手を握って話しかける

距離がどんどん近くなって、陽気になってきます。
おそるべし太陽パワー。

比べてみると、デンマーク人の人に対する距離感が
日本人と似ていることに気付きました。

そんなデンマークに帰り、また農家の娘に戻り平和に過ごします。
と思ったら、大問題が待ち受けていました。

ゆうり

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