家族が怒った。
旅行からデンマークに戻った日、
待っていたのは、アナスとスザンナと大好物のフィッシュラザニア。
うわーい、嬉しい!!
旅行中、一日1食生活だったの。しかもパンだけ!
見て、この顔のニキビ。
そう言うと、いつも返ってくるはずの
父アナスの「マンマミーア」とその後に続く説教が聞こえません。
それどころか、目も合わせてくれません。
えーーー、9日間しか離れていないのに、もう人見知り?
また、"はじめまして"から始めるの?この5歳児め。
でも、よくよく話を聞くと、原因がありました。
それは、日本人の女の子A子。
彼女は、インターナショナルスクールの同級生。
学校終了後もデンマークに残りたいのに住む場所がなく困っていたので、
夫婦に相談すると「ゆうりの友達だったら」と
2人が2年前まで住んでいたコペンハーゲンの大きな一軒家を
好意で"そこらのアパート価格"でA子に貸してくれていました。
私が旅行中に、A子が家を出ることになり、
お金のことでA子と夫婦がもめていました。
というよりも、
A子が一方的に「騙された!」と大騒ぎして暴言を吐いたらしいのです。
A子を友達として紹介した私の信用も疑われるほど。
私が3ヶ月かけて築いてきた2人との関係が・・・。
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結局、A子の勘違いだったのですが、
A子の英語力を知っている夫婦が、シンプルに説明しすぎて、
言葉不足というのも原因なので、どっちが悪いとも言えない。
ただ、A子がかなり暴言を吐いたらしく、
夫婦もイジワルモードになっていました。
ストーブがA子の使っていた部屋の床を焦がしていました。
「それを直さないとデポジットは返せないよ」と夫婦が言うと、
A子が「そんな方法知るわけないでしょ。お金を返さない気?
ストーブはアナスが置いたから私は悪くない。私が英語わからないと思って
馬鹿にしてるんでしょ。私をだまさないで」となってしまったらしいのです。
それで夫婦は、
サンドマシーンをかけて、オイルを塗るだけの簡単なことなのに、
「彼女はまるで何も学ぼうとしない」と言う。
でも、A子がその方法を知る由もないし、
彼らの言いたい事もわかるので、とりあえず、
A子にそれを説明すると、A子も納得。
「ごめん、誤解だったからサンドマシーン使ってみる」
とサンドをかけにきて、アナスもチェックしに来て、
お金も返してもらったのですが、お互い会話なし。
A子は、私にはゴメンを言えたのに、アナスには言えなかった。
アナスもイジワルモードで、「ここにまだ残ってる」とか、
サンドマシーン素人のA子に注文を何度もつける。
で、終了。
「ゆうりの友達だからあの家を破格で貸したのに、
何なのあの子は、"お礼"も"謝り"もしないで文句だけ言って出て行って」
問題起こしてゴメン。
と、今週は日本食ウィークにすると夫婦の気も何とか治まりました。
とりあえず、終了してよかった。
挨拶とお礼は、大事だと思うのですが、
"お礼"の出来ない子は、他にも結構います。
B子は、同じく学校の同級生。
私のお世話になっているファームで1週間私と一緒に働き、
そのあと一週間、日本から彼氏が来るというので、
デンマーク観光したいというので、
夫婦が好意で、コペンの一軒家を一週間B子と彼氏に貸してくれ、
B子が、彼氏を空港に迎えに行く電車代まで出してくれました。
そして、「コペンの家のヒーターが故障した」と
B子からの電話で、ヒーターを直しに往復。
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そこまでしてもらって、お礼が出来ない。
しかも、感想が
B子「2人は、どこまで人がいいんだか」
友達だったら、「アホっ、大人なんだからちゃんとしろ」
とガツンと怒るトコですが、
海外で知り合った日本人って微妙な関係はムズカシイ。
私「ここまでしてもらったんだから、ちゃんとお礼してね」
B子「でも2人は、物貰っても困るだろうし・・・」
私「お酒だったら、何でも喜ぶよ」
ここまで言ったのに、
結局、B子は、お礼をしなかった。
申し訳ないので、日本から焼酎を取り寄せて、
「これB子からのお礼だよ」と夫婦に渡しました。
人を頼るのも、甘えるのも、迷惑かけるのも、大歓迎。
ただ、それっきりは、よくない。
A子の謝罪の気持ち、B子の感謝の気持ちがあるのは、
わかるのですが、ここは海外。
その心は、声や、かたちに表さなければ伝わらないもの。
コミュニケーションの基本
あいさつ。
と
お礼。
簡単なことなのに、なかなか難しい。
ゆうり
ユウリです。
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