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2009年7月13日

家族が怒った。

旅行からデンマークに戻った日、
待っていたのは、アナスとスザンナと大好物のフィッシュラザニア。
うわーい、嬉しい!!
CIMG6845.JPG旅行中、一日1食生活だったの。しかもパンだけ!
見て、この顔のニキビ。
そう言うと、いつも返ってくるはずの
父アナスの「マンマミーア」とその後に続く説教が聞こえません。
それどころか、目も合わせてくれません。
えーーー、9日間しか離れていないのに、もう人見知り?
また、"はじめまして"から始めるの?この5歳児め。
でも、よくよく話を聞くと、原因がありました。

それは、日本人の女の子A子。

彼女は、インターナショナルスクールの同級生。
学校終了後もデンマークに残りたいのに住む場所がなく困っていたので、
夫婦に相談すると「ゆうりの友達だったら」と
2人が2年前まで住んでいたコペンハーゲンの大きな一軒家を
好意で"そこらのアパート価格"でA子に貸してくれていました。

私が旅行中に、A子が家を出ることになり、
お金のことでA子と夫婦がもめていました。
というよりも、
A子が一方的に「騙された!」と大騒ぎして暴言を吐いたらしいのです。
A子を友達として紹介した私の信用も疑われるほど。

私が3ヶ月かけて築いてきた2人との関係が・・・。
CIMG6058.JPG
結局、A子の勘違いだったのですが、
A子の英語力を知っている夫婦が、シンプルに説明しすぎて、
言葉不足というのも原因なので、どっちが悪いとも言えない。
ただ、A子がかなり暴言を吐いたらしく、
夫婦もイジワルモードになっていました。

ストーブがA子の使っていた部屋の床を焦がしていました。
「それを直さないとデポジットは返せないよ」と夫婦が言うと、
A子が「そんな方法知るわけないでしょ。お金を返さない気?
ストーブはアナスが置いたから私は悪くない。私が英語わからないと思って
馬鹿にしてるんでしょ。私をだまさないで」となってしまったらしいのです。
それで夫婦は、
サンドマシーンをかけて、オイルを塗るだけの簡単なことなのに、
「彼女はまるで何も学ぼうとしない」と言う。
でも、A子がその方法を知る由もないし、
彼らの言いたい事もわかるので、とりあえず、
A子にそれを説明すると、A子も納得。
「ごめん、誤解だったからサンドマシーン使ってみる」
とサンドをかけにきて、アナスもチェックしに来て、
お金も返してもらったのですが、お互い会話なし。
A子は、私にはゴメンを言えたのに、アナスには言えなかった。
アナスもイジワルモードで、「ここにまだ残ってる」とか、
サンドマシーン素人のA子に注文を何度もつける。
で、終了。

「ゆうりの友達だからあの家を破格で貸したのに、
何なのあの子は、"お礼"も"謝り"もしないで文句だけ言って出て行って」
問題起こしてゴメン。
と、今週は日本食ウィークにすると夫婦の気も何とか治まりました。
とりあえず、終了してよかった。

挨拶とお礼は、大事だと思うのですが、
"お礼"の出来ない子は、他にも結構います。

B子は、同じく学校の同級生。
私のお世話になっているファームで1週間私と一緒に働き、
そのあと一週間、日本から彼氏が来るというので、
デンマーク観光したいというので、
夫婦が好意で、コペンの一軒家を一週間B子と彼氏に貸してくれ、
B子が、彼氏を空港に迎えに行く電車代まで出してくれました。
そして、「コペンの家のヒーターが故障した」と
B子からの電話で、ヒーターを直しに往復。
CIMG5709.JPG
そこまでしてもらって、お礼が出来ない。
しかも、感想が
B子「2人は、どこまで人がいいんだか」
友達だったら、「アホっ、大人なんだからちゃんとしろ」
とガツンと怒るトコですが、
海外で知り合った日本人って微妙な関係はムズカシイ。
私「ここまでしてもらったんだから、ちゃんとお礼してね」
B子「でも2人は、物貰っても困るだろうし・・・」
私「お酒だったら、何でも喜ぶよ」

ここまで言ったのに、
結局、B子は、お礼をしなかった。

申し訳ないので、日本から焼酎を取り寄せて、
「これB子からのお礼だよ」と夫婦に渡しました。

人を頼るのも、甘えるのも、迷惑かけるのも、大歓迎。
ただ、それっきりは、よくない。

A子の謝罪の気持ち、B子の感謝の気持ちがあるのは、
わかるのですが、ここは海外。
その心は、声や、かたちに表さなければ伝わらないもの。

コミュニケーションの基本
あいさつ。

お礼。

簡単なことなのに、なかなか難しい。


ゆうり

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