2009.10.02 【treep STORE】 ワーカーズシャツに新色ネイビー追加しました

2009年6月22日

イタリアでサッカー観戦

3月15日 ミラノ

昨日のおしゃべりおじさんのホステルに行くと、
おじさん今日もいる。
おじさん何も知らずに
「おっ、ゆうり。今日は予約入ってるよ」
名前覚えてるんだ。
「俺が紹介したホテルどうだった?」
事情を話すと、
「80ユーロも払ったの? マンマミーア!君、貧乏学生だろ?」
つい即答で。
「ハイ(日々勉強中です)」
おじさん同情してくれて
お昼をご馳走してくれました。

といっても、
ホステルの2軒先のカフェで
サンドイッチ&エスプレッソ。

これがまたおしゃべり2時間コース。

彼のホステルに対する情熱がすごい。
弟と2人だけで経営しているそうで、
「ここ20年、旅行なんてしたことない。1時間フロントを離れることも出来ないんだ。
 だから、俺の生活はこの半径500メートルの世界さ」
ミランでは、ホステル営業の許可は下りないらしく、
「でも、バックパッカーには安く泊まれる場所が必要なんだよ」
と家に見せかけてホステル経営。
だから、看板が小さすぎるし、
普通の家みたいなんだ。
写真撮るモノが無さ過ぎて、1枚も撮っていないです。
おじさん熱くミラノの建築法律の厳しさを細かく教えてくれます。
というか、
愚痴を聞かされます。

ミラノといえば、誰もが知る大都会なのに。
「いや、どうしょうもないよ、こんな街」
また愚痴だ。

じゃあ、ローマに移住すればいいのに。
「でも、ここは俺の街で、サンシーロスタジアムがあるんだ。
 だから俺はミラノで頑張らないといけないんだ」

"東京なんて"と言いつつ
東京に暮らし続ける日本人と同じだ。
同じように仕事が全て。
彼の悲しいのは、
仕事場=家
生活は本当に半径500メートル。
そして、
月1度の休みには、弟にフロントを任せサッカー観戦。
それがすべて。
おじさん「ACミランは俺の夢と希望さ」

サッカーはこういう人のためにある。

"ホームチーム"の応援にいろんな気持ちが掛かっている。
まだ、ここでは金持ちのためのモノではなかった。
お「ゆうりのホームチームはどう?」
私「私の家から徒歩50分の場所に競技場があって、おじさん家からサンシーロより近いし、
  自由席が、本当に自由でゴザひいて寝転がれるピクニック感覚の庶民的空間で
  すごく好きなんだ。
  選手だって、カカはいないけど、エースはミランと違って、
  ちゃんと日本人だし、ガンガン攻める魅力的なチームなんだから」
おじさんに釣られてホームチームについてアツく語ってしまいました。
「こういう話が聞けるから、ホステルは止められないんだ」
と、嬉しそうに聞いてくれます。
そっか、だから、おじさんは生き生きしているのね。

おじさんに、サンシーロ観戦でのおススメの席を教えてもらい、
その前に見ておくべき観光ポイントも教えてもらい、
スタジアムで食べるものまで教えてもらい、
「知らない男に声掛けられても無視するんだぞ」
とアナスと同じ注意を受け、
サンシーロへ。

CIMG6605.JPG
イタリア男って、噂通り。
いや、想像以上。

タダでさえ色気のない私が、更にジャージを着て色気度数-20度
というのに、
ひっきりなしにイタリア男が寄って来る。
最初は、物珍しく
「ハイハイ、元気があってよろしい」と思いながら、
おじさんの忠告通り無視。love gooo.JPG
しかし
余りのしつこさと、
距離の近さに、
思わず、

「シャー!!グヮー!!」

うちの猫の威嚇法。

イチャイチャしようとするとよくやられました。

見かけと違って繊細な
この子に会いたいです。

大事なことは
みーんな猫に教わった
(byスージー ベッカー)
me too


これはきっと、
"女子1人"という単位がいけないんだ。
と、チケット売場にいた日本人男子に声を掛ける。
CIMG6614.JPG2人いて、
1人は、「将来カメラの仕事したいっす」と大きな一眼レフを持ったイケメン。
大学の卒業旅行で1ヶ月のイタリア旅行中の無口な熊本男児。

もう1人は、2週間イタリア旅行中のヤバイ星人。
「イタリアでサッカー見るってヤバイじゃないですか。
 本当は、ACミランの試合見たかったんすよ。
 ベッカムとかいるし、女の子に自慢できるじゃないっすか、ヤバイっすよね」
若い・・・。
「ヤバイっすよ。本場で生観戦なんてヤバイっす。
 インテルってそれなりに有名じゃないっすか?誰がいるんすか?」
ホステルのおじさんにおススメされた席チケットを買うと、
「その席ってどれくらいヤバイっすか?」
その質問
答え方がわかりません。
若者の言葉ってヤバイ・・・。
がんばれ、私。
私「マジでヤバイと思うよ」
これ合ってる?と反応を見ると、
ヤ「マジヤバイんすか?ヤバイ、どうしよう!!」
合っていたらしい。
よかった。まだ、私も若者だ。
でも、なんだか疲れるからサッカーファンの熊本男児と話をすると、
熊「イタリア来て1週間なんすけど、初海外で何していいかわかんなくて、
  ホテルでゴロゴロして、3日連続でドゥーモ行ってボーっとしてたっす」
なんて勿体ない!!なんて若い!!
そんな2人と3人でサッカー観戦。
スタジアムに入るCIMG6641.JPG
CIMG6642.JPG確かにおじさんの言う通り、今までで一番いい雰囲気
に浸っている暇なく。
ヤバイ星人は「ヤバイっす」連呼。
熊本男児は、ひたすらシャッターをきる。
フィーゴファンだと言うと、
熊「フィーゴ正直、90分はキツイっすよね」
私「うるさいっ!でも5年前まで銀河系選抜の10番付けてた男だよ」
そして、試合。
CIMG6643.JPGインテル対フィオレンティーナ。イタリア1位と4位の対戦。
いい選手が揃っているはずなのに、
試合は、王様(イヴラヒモヴィッチ)とその他大勢。
サッカーは走るスポーツなのに、王様は、よく歩く。
その度に、
"主役待ちー"の時間が流れる。
王様が、たまに走ると、すごい身体能力。
ビヨーーンと足が伸び、ズドンと決める。
次元の違う上手さ。

でも、
性格が最悪。

マイヒーロー、フィーゴが後半最初から交代出場。
CIMG6661.JPG
確かにフィーゴは、衰えた。それは、贔屓目で見ている私も認める。
でも、王様はマイヒーローを完全にバカにしたプレー。
チームメイトなのに。
フィーゴが王様にパスを出した瞬間に「お前のパスなんて取れるか」と歩き出す。
チームメイトだろっ!
王様とフィーゴの間に出されたパスを2人で争い、
マイヒーローを「邪魔だ」とばかりに両手で突き飛ばした。
よろめくフィーゴの猫背が哀愁漂う老人に見える。
やりすぎだよ!君!!
もう、お前応援しない。
と思ったけど偶然撮れたゴールの瞬間。

試合は2-0で、インテル。
全得点、王様。

明暗くっきり。
絶頂期のフォワードと、
年を取ってしまったドリブラー。

マイヒーロー最後の勇姿は、
同情すら覚える程、悲しい光景。

しっかりと見納めて、納得。

ゆうり

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2009年6月 9日

イギリスでサッカー観戦

3月11日 マンチェスター


マンチェスターに到着。
ずっとこの日を待っていました。

朝から、何度も試合のチケットを確認しては、
ニヤける。
街中がサッカー色に見える。CIMG6268.JPG
アドレナリン放出中。

試合は夜8時からなのに、
マンチェスターに着いてすぐ、
オールドトラフォードに向かう。
私と同じ行動をとるのは、
気合の入ったインテルファン。CIMG6258.JPG
CIMG6272.JPGなぜかイタリア人は見てすぐわかる。

CIMG6282.JPG
マンUファンは、まだいない。
さすが、去年のチャンピオン。
余裕だ。

無駄にディナー付チケットなので、
試合前、
テントの中でディナー。
CIMG6294.JPGCIMG6292.JPG雰囲気は、結婚式の披露宴。
手品師や、クラブの会長が席を盛り上げる。
大げさな空間に
ジャージの私。

しまった・・・。

でも、
隣に座ったおじ様2人組が紳士で、
ジャージのチビに気を使って話しかけてくれる。
「学生さん?」と聞かれ、
つい、即答。
「はい!!」
日々勉強中です。
2人はマンチェスターユナイテッド(マンU)のファンで、
イギリスの南の方から、この試合のために来たのだそう。
ギグスのファンだそうで、
「彼は、家族を大事にしていて、人柄が巣晴らしいのさ」
感想もジェントルマン。
真のファンは、褒める所がプレーだけじゃないんだ。
ロナウドは、嫌い?
と聞くと、
「彼も、好きだよ。うちのチームにいる内はね。
 ベッカムがいた時は、彼も好きだったんだよ」
紳士な意見だ。

それにしても何故、
60歳過ぎの男の人って、眉毛が長いのでしょう。


試合開始30分前に、
おじ様2人と、
オールドトラフォードの中に入る。
CIMG6302.JPG
いい雰囲気。

マンUファンにとって、
イタリア1位チーム、インテルの中で1番の敵は、
この人。

余裕だ。

実力も違った。
圧倒的に、マンU。

CIMG6306.JPG事実上の決勝戦と言われていたのに、
イタリアのリーグとイギリスのリーグに
いつからこんな実力差が出来たんだろう。

こんなに強いチームの中で
一番歓声があがるのが、
ユース出身のギグスでもスコールズでもなく、
イギリス代表のルーニーでもなく、
ロナウド。

ロナウドが、ボールを持つと、
スタジアムが轟音をたてる。
その瞬間、鳥肌がたつ。

この感覚。
現地観戦じゃないと味わえない。

ロナウドが2点目を決めて、
観客席は大変な騒ぎで、もみくちゃ。

でも、私のもう1つの目的は、まだ。
大好きな選手、フィーゴ36歳を見たいのです。

アップするフィーゴ発見。
CIMG6310.JPG 後半25分フィーゴ参上。
>

CIMG6315.JPG
これだけで、涙が出そうになる。
CIMG6317.JPGCIMG6319.JPG
ドリブルしても、
フリーキック蹴っても、
観客は反応しない。

ロナウドと対照的。

ああ、
時代は、変わったんだ。

でも、私は応援するよ。
脇役になってしまったフィーゴを
一生懸命目に焼き付ける。

試合終了。
>CIMG6322.JPG
浮かれムードの赤い光の中、
見たかった選手全員見れて、
満足しているのに、
なんだかほろ苦い気分でした。

ゆうり

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2009年6月 8日

ちょこっとロンドン

3月10日 ロンドン


せっかくイギリスに行くんだから、
ロンドンに行っておこう。

と、1日だけのロンドン。
CIMG6199.JPG
空港に降り立つと、
聞こえてくる音が全て英語。
英語って何てわかりやすいの!!
と感動。
全部の会話に参加したくなる。


CIMG6203.JPGデンマークより
ずっとあったかくて、
桜が咲いているのを見つけ、
花だ~。
匂いが春。
「デンマークの冬はほんっと寒くてつらかったのよ~。春をずっと待ってたの」
とそこを歩く人に、話しかけたくなります。
やりませんが、
それくらい春の色と匂いは明るい気分にさせます。


下を見れば、
日本と同じ右車線道路なので、
それを注意する文字が至る所に。
CIMG6211.JPG
すべてが新鮮。
これが、旅ってヤツね。

今回は、
サッカーに集中するため
ホステル泊。

ひとまずホステル。
のつもりが、
上見たり、下見たり、聞き耳をたてたり匂いをかいだりしていて、
3時間かかり
疲れた、寝る。
と言っている体。
1日しかない時間。

観光を選ぶ
貧乏性の私。

ロンドンは、大都会。CIMG6246.JPGCIMG6253.JPG 観光名所が沢山ありすぎて、
情報化の渦に飲み込まれそうになったので、
落ち着け、私。
と、
本を閉じて、
とりあえず、地下鉄に乗ってみる。

このマークのTシャツ着てる人、見たことある。
ロンドンの地下鉄だったんだ~。

お客さんが沢山降りるので、
とりあえず、私も降りてみる。

すると、そこはロンドン橋。
>

CIMG6234.JPG
写真で見たことある。
でかい。
CIMG6219.JPGCIMG6229.JPGCIMG6233.JPG
雨。
これが噂のイギリス天気ね。

人がいっぱい。

様々な人種の人。

デンマークでは、ほとんど白人しかいなかったので、
ビビる。
歩く速度がみんな速くて、
踏み潰されるかと思った。

ちょっと歩いただけで、
規模の大きさ、
人種、
歩く速度、
全然違って、
刺激的。

小さな国デンマークから来た私には、
大都会ロンドンは、
雰囲気だけで
お腹いっぱい。

帰って、寝る。

明日は、大事な試合だから。

ゆうり

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2009年6月 7日

だって好きなんだもん。


私、サッカー好きなんですよ。
と言うと、よく聞かれる質問があります。

「どこチームのファン?」

私は、ポルトガル代表のファンです。

すごい
大ファンです。

このゴールを見て、
この猫背に一生付いていこうと思った、2000年の夏。

空気が揺れたのをテレビ越しでも感じました。
この空気、生で感じたい。

翌年、スペインのマドリッドで、
レアルマドリード VS バルセロナを観戦して思ったのが、
猫背は10番じゃなくて
やっぱり7番が似合う。

2002年の日韓ワールドカップ
ポルトガル代表を生観戦できる絶好の場。
その前年に"世界一の選手で賞"をもらった猫背
彼のいるチームは、
優勝候補。
決勝以外は、韓国での試合。
気合を入れて、
単身、韓国で1ヶ月住むことにしました。
ところが、
優勝どころか、
予選敗退。
たった3試合、1週間で
ポルトガルと私のワールドカップは終了しました。

優勝するつもりで買っていた帰りの航空券は、
4週間後。

予想外の時間を持て余した私は
トッポッキ食べたり、
マッコリ飲んだり、
韓国の友達と、
大流行していた"ヒディングガッツポーズ"の真似をしながら
遊んで過ごしました。

この経験で思ったことは、
韓国料理はおいしい
ということと
2年後のヨーロッパ選手権でリベンジ。

そして、
2004年。

自国のポルトガル開催、
若手のクリスチャーノ・ロナウド、クアレスマの台頭、
デコの帰化、
10番と、7番のこの大会での代表引退宣言。
最高の条件が揃っていました。
私のユーロ2004貯金も準備万端。
そしたら、
当時の彼が
「新婚旅行って名目だったら仕事休めるから一緒に行こう」
と言ってきました。
オッケー、じゃ、ソレで。
チケット2枚買っとくね。
ねえ、これだけのメンバーってすごくない?
ウィング誰だと思う?
私はね~、やっぱフィーゴかな。
楽しみだね~♪

次の日、
私の携帯が鳴り止まない。
いろんな人から、
「聞いたよ~、おめでとう!!」

なに?

彼母から、
「それでね、ドレスのことなんだけど、私の着たドレスがあるの・・・」

ちょっと、待て。

名目でって言ってなかった?

ソレって、
もしかして、
そういうこと???

私、ソレ全然興味ないんですけど。

誰も聞いてくれず、
いろんな人と事が動き出し、
ソレには、
お金と準備がとてもかかり、
私のユーロ2004貯金が一瞬で消え、
チケットが私の手元に届いた頃には、
それどころでは無くなっていました。

ポルトガルが大活躍して、
準優勝するのを
ブランジェ浅野屋のパン"軽井沢レザン"を食べながら、
ソレの準備に激ヤセしながら、
行きたかったと独り言をTVに呟きながら見ていました。

それはそれは、
バランスの取れた愛嬌のあるチームで、
クライベイビー、ロナウド君と一緒に何度も泣きました。

しかも、ソレの後がまた大変で、
この男がダメンズでパチス・・・。
って、
この話は長くなるので自伝にでも書くとして、


大きくバツを一個もらった通信簿に書かれた先生の言葉は、
「だから考えてから行動しろっていったでしょ、アホ」
「30過ぎで貯金ゼロの男って時点で気付けよ、アホ」
でした。
友達は、あったかい。

長くなりましたが、
その位
ポルトガル代表が大好きです。

ちなみに、4年に1度のヨーロッパ選手権
ユーロ2008観戦用に、
このワーキングホリデイを6月に間に合わせようと試みましたが、
6月に仕事を抜けたら、
外見ヤクザ、心は乙女な上司に殺される
と空気を読んで、
断念しました。
私も少しは大人になりました。

でも、
2007年ポルトガルに行って、
ポルトガル代表ユーロ予選と
永遠の10番ルイコスタの試合
ベンフィカ対ACミラン(マルディーニ付き)は
ちゃっかり見てきました。

最近は、クリスチャーノ・ロナウドに
キャッキャしていますが、
マイヒーローは、
やっぱりフィーゴ。
あれから9年・・・。

たぶん最後のチャンス。

"フィーゴを見納めサッカー旅行"が、
このワーキングホリデイの
ひとつの目的でした。

そしたら、
チャンピオンズリーグ決勝トーナメントが発表され、
インテルVSマンチェスターユナイテッド。
わぉ。

フィーゴも見れて、
クリスチャーノ・ロナウドも。

神様ありがとう。
これを見に行かなくちゃ。
CIMG6195.JPG正規のルートで買って
チケット代が、
280ポンド。
無駄にディナー付。

CIMG6192.JPG まったく、
サッカーは、
いつからお金持ち用のスポーツになったのか。

私がエルクラシコ見に行った8年前はねぇ、
って、オバチャンみたいだ。

私も、大人になったわけだ。

ゆうり

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2009年6月 2日

デンマークでサッカー観戦

2月19日
それはとても寒い日でした。

でも、私は出かけなければいけません。

なぜなら、
CIMG5943.JPG
UEFAカップの決勝トーナメントに
デンマークのチームが残っているからです。

そのチームは、FCコペンハーゲン。

相手は、マンチェスターシティ。
去年までレアルマドリーの10番をつけた男
ロビーニョがやってきます。

これは行かなければと、2ヶ月前から計画を立てていました。

この農家に来てから、
初めての
一人でおでかけです。

心配性な、両親が、いろいろアドバイス。
「知らない人に付いて行ったら駄目だよ」

「酔っ払いには近づくな」

「寒いから、スキーウェアを着てスキーブーツ履いていけ」

「チケットは持っているのか」

「財布は、バックに入れずに、内ポケットに入れろ」

「ユニフォームを着ると、負けたとき襲われるからどっちのユニフォームも着るな」


一応、
もう30歳だし、

日本からデンマークまで
一人で来れたし、

田舎からコペンハーゲンに行くだけでしょ。

一人で出来るよ。

初めての一人でお出かけ

行ってきます。


競技場に着いてみると、
試合始まる2時間前なのに、
酔っ払いだらけ。

そういえば、FCコペンハーゲン(FCK)のスポンサーが、
ビール会社。
CIMG5951.JPGなるほど。

サッカーの試合に酔っ払いって、
ちゃんと見ようよ、サッカーを!
と説教したくなるけど、
両親に酔っ払いに近づくなと言われているので、
そのままスルー。


競技場に入ると、

男子率高っ!

そして、
なぜか
食べ放題のビュッフェ。
CIMG5966.JPG

そして、
雪。
CIMG5987.JPG<寒い・・・。
私の常識にないことだらけ。

スザンナに借りたスキーブーツが最高。
CIMG6000.JPGありがとう、スザンナ。

こんなに寒い思いをして待っていた
ロビーニョが冬眠中らしく、
パスも来ない、
ドリブルもつまづく。
CIMG6005.JPGスターの輝かない試合は、
正直、つまらなく、

この子ばかり追いかけていました。CIMG5978.JPG


1点目は、マンチェスターシティ。
キーパーの凡ミス。
CIMG5995.JPG

0-1で迎えた後半

早々に、
FCKが同点。
控えめにガッツポーズ。
CIMG6008.JPGあ、やっぱりFCKのファンだったのね。

やっぱりマンチェスターシティが追加点。
寒さが身にこたえるね。
CIMG5981.JPG

でも、
ロスタイムにFCKが奇跡の同点弾。
CIMG6009.JPG

試合自体は、
最後の最後で盛り上がりを見せ、
両親の心配も杞憂に終わり、
安心安全ですごせたけど、
寒い中でサッカーを見るもんじゃないな~
イタリアでも行って来ようかな~
と思いながら帰路に着きました。


ゆうり

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2008年12月28日

サッカーの話

11月9日 ヘルシンボリ


あるサッカー選手の話。
彼は、おととしヨーロッパチャンピオンを決める大舞台の決勝で
全得点をアシストする活躍をしました。
欧州一になったスペインのクラブチームは
彼に"来年もチームでプレーして欲しい"と懇願しましたが、
彼は結局首を縦に振りませんでした。
彼が選んだのは、生まれ育った国の小さな町のクラブチームでのプレー。
ずっと、引退場所はこの古巣チームと決めていたらしいです。
去年、36歳になる彼はこの年いっぱいでの現役引退を宣言しました。
しかし今度は、3ヶ月だけ助っ人としてプレーした
この年のヨーロッパチャンピオンのイギリスのクラブチームが、
彼に"うちのチームでプレーして欲しい"とオファーを出しました。
彼が出した答えは、
「オファーはうれしいけど、僕には約束があるんだ」
選んだのは、生まれ育った国の小さな町のクラブチームでの現役続行。
世界一のチームからのオファーを二度断ったサッカー選手
ヘンリック・ラーション。

"家族との時間が減るから"と自国代表も四度断った男。
大統領と国民の署名と
息子の言葉「お父さんの代表でのプレーが見たいよ」で
代表に去年復帰したスウェーデンの英雄。
欲とかけ離れた場所にいる彼は
僧侶のように私には見える。
外見も。
プレーも僧侶のよう。
フォワード選手なのに、静かな存在感。
でも、点は確実に決める。
ラーション動画

彼は、今年37歳。
おととし引退したジダンは彼の1歳年下。
これが本当に、ラストシーズンになる(と思う)。


彼がプレーするチームは、海を挟んだ対岸にあります。
最後の勇姿を見なければ。
と、行ってきました隣の国。
船で20分。

CIMG3667.JPG船に乗ると、おじさんが話しかけてきました。
「どこに行くんだい?」
ラーションを見に行くんだ。
「えーーーー!ラーションは、僕のヒーローだよ!!!ラーションはこの町の出身なんだ。彼の家はここから3キロ離れた場所で、彼の息子の名前はジョーダンで・・・・」
とラーション情報。
彼は、ラーションを見に来た日本人の小さな子を珍しがり、
大歓迎してくれました。
CIMG3670.JPGお昼をご馳走してくれ、
競技場まで案内してくれました。

競技場周りは、こんな雰囲気。
CIMG3676.JPG「大丈夫、いつもの光景だから心配いらないよ」
CIMG3693.JPG「こっちでは、観客の7割が男なんだ」そう
おじさんと別れ、競技場の中へ。
アップするラーション発見。
CIMG3699.JPG真ん中の人。
意外と背が低い。

CIMG3700.JPGボールを持った。

席は全席指定席。
私の席は、
サポーターで揉みくちゃのど真ん中。
指定席のはずなのに、150%の密度。
まるで満員電車。
どうしよう・・・。
と思っている間に試合開始。


こっちのサポーターは、こんな雰囲気です。

前半
ラーションのアシストで1点。
点が入るとこんな雰囲気。

よくこんな中にいたもんだ。
前半終了
スコアは、1-1
CIMG3713.JPG<まともに試合が見れなかったので、
ハーフタイムの時間
逆サイドに移動。CIMG3706.JPG
後半は、
静かな場所で座りながらなので集中して観戦。
ラーションは、
一人俯瞰から試合を見ている感じ。
そんなに動くわけでもないのに、
磁石のように彼にボールが来る。
チームプレーに徹し、
やっぱり、
静かな存在感。
でも、私は見た。
一瞬だけの赤い炎。
コーナーキックの時、
同じチームの若造の首根っこを掴み、
「俺の場所だっ」という雰囲気でどかし、
そこに陣取るラーション。
そして、次の瞬間ヘッドで点を決める。
ああ、これがラーションだ。
鳥肌が立ちました。
そのまま彼のゴールが決勝点となり、
試合終了。
実はこれが今シーズンの最終戦。
最終戦の試合を決める男、
ヘンリック・ラーション。

来年は、38歳。
もう彼のゴールは見れないのかもしれない。

ゆうり

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