湘南もう一つの宇宙 鍵井靖章
Sea scape under the water.
1. 海藻の森
冬の葉山の海は、海藻の森となる。
少し冷たい水のなかで、静かに海中林浴を楽しむ
2. ワカメの味噌汁
うねりに合わせてワカメの新芽が大きく揺れていた。
あまりに美味しそうなので、目の前の海が味噌汁にも見えた・・・。
3. ホンダワラの成長
ホンダワラには丸い小さな浮きがあり、海面に向かって成長する。
千切れた一部は流れ藻として、海流にのりながら北上をする。
その間、絶好の稚魚たちの隠れ家となる。
4. 海藻林の暮らし
太陽光を求めて、ホンダワラは海面に真っ直ぐ伸び、カジメは海底に広く繁殖する。
海藻の世界も、共存したり、競争をする。
私たちと同じように暮らしている。
5. アオサの役割
アオサは陸上の植物と同じように光合成を行い、
海中の二酸化炭素を吸収するとともに酸素を放出する。
手が届く浅瀬で、生命の起源に触れた。
Lifes under the water.
6. アカクラゲ
海の中を自由に漂うアカクラゲ。
傘にデザインされた赤い縦模様は、江戸切子に似て、風情がある。
7. ドト・ラケモサ
この粒々が何だかわかりますか?
実は<ドト・ラケモサ>と言うウミウシなのです。
触覚の位置もわからないので全体像を掴むことができませんが・・・。
左下の白いものは、彼らの卵です。
海は不思議な造詣に溢れています。
8. ハコフグの幼魚
海藻の森に隠れて、こんなに可愛いフグの子供が暮らしている。
サイコロのような体躯をコロコロと回転させては泳ぎ、素敵なモデルも務めてくれた。
9. 青いムカデミノウミウシ
葉山の海で最も多く見かけるムカデミノウミウシ。
海藻の森でこの鮮やかな青色はとてもよく目立つ。
ウミウシは巻貝の仲間。
貝殻を脱ぎ捨て進化した、毒のある美しい生き物。
10. ヒロウミウシの散歩
お花畑を散歩しているように見えるヒロウミウシ。
でも、本当はお食事中。
このお花は、ポリプと呼ばれるヒドロ虫で、ヒロウミウシの大好物。
きっと今、すごく幸せなんでしょうね(笑)
鍵井靖章さんのご紹介
1971年兵庫県生まれ。鎌倉市在住。
大学在学中に水中写真家を志し写真家・伊藤勝敏氏に師事する。
モルディブ、オースト ラリア、伊豆でのダイビングガイド業を経て、1998年独立。
世界の海をフィールドに撮影を続けている。1998年にアニマ賞、2001年にドキュメント写真大賞ネイチャーフォト部門賞、2003年に日本写真協会新人賞をそれぞれ受賞している。
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